濁っていても見どころ満載|雲見

今日から連休が始まりましたね。ダイビングの予定は立てていますか?
今日は雲見で潜ってきました。今週は何かと時間を取られて潜ってなかったので
1週間ぶりでも久しぶりに感じます。
天気はいいのですが、午後から西風が強くなる予報。
今日は3ダイブしたかったので早め早めのダイビングです。

■ 天気   晴れ
■ 気温   18℃
■ 水温   16℃
■ 透明度  6~8m
■ 透視度  7~8m

1本目は島前からHの穴を通ってたて穴方面へ。
潜降すると昨夜のうねりのせいなのか透明度が落ちちゃってます。う~ん、残念・・・。
うねりも残っていたのでちっちゃーいウミウシ探しは断念。
うねりに身を任せながら岩肌を見ていくと、シラユキモドキを発見。
ちっちゃくても目に入ってきましたね。

この後ニシキウミウシとかイガグリウミウシとかシロハナガサウミウシとか、
いつもの常連ウミウシを見ながらたて穴へ。
「たて穴の前にハナタツがいますよ」という大雑把な情報を頼りに探します。
でも、一口にたて穴の前といってもとっても広い!
ダメもとで探していたら、あきらめかけていた頃シロガヤの陰に隠れているのを見つけました。

それで安心して水路を通って戻ろうとした途中、シロウミウシが目に入ってきました。
どこにでもいるウミウシなんですが、白い体の中に黄色い塊が見えます。
何を食べたんでしょうか?

休憩中に地元のガイド仲間と情報交換。
2本目はハナタツとカエルアンコウを探しに行くことにしました。
船に乗る直前にネコザメの目撃情報を聞いたのですが、深かったので今回は諦めました。
でも、それが正解!
目的としていたハナタツもカエルアンコウもGet!
まずは、黄色いハナタツ。おなかが大きくなっているのかな?

その近くにはイロカエルアンコウ。

幸先好調。その後ガラスハゼとかイボイソバナガニなどを見て、次のカエルアンコウポイントに到着。
聞いていたところにはいませんでしたが、その代わりにミスガイ発見。
岩のくぼみに半分隠れてきれいな膜が良く見えなかったのは残念ですけど。

これに満足し、この場所を移動し始めたらいましたよ、オオモンカエルアンコウ。
黄色い体がとてもきれいです。

その後はトラフケボリタカラガイやもう1匹イロカエルアンコウを見て2本目は終了です。

2本目のエキジットの時には西風が強く吹き始めて波が立ってきましたから、
3本目は湾内でダイビング。-16mのアーチ方面に行ってきました。
岩陰でマンリョウウミウシが交接中。サビカラマツの中ではオルトマンワラエビがはさみを伸ばして
ダイバーを威嚇しています。
岩の隙間を除いたら、大きなコブダイが休憩していました。ダイバーに驚いてそこから出て
行ってしまいましたが、その後も近くで何度も出会いました。

この辺は探せば探すほどいろいろな生物が出てきます。
岩の亀裂に、オトヒメエビ、イシヨウジ、ベンケイハゼなどと一緒にハコフグの幼魚が。

またアカシマシラヒゲエビやアカホシカクレエビといったクリーニングシュリンプも数個体。
ハナタツもこの辺に2個体いましたよ。

最後に、本当にどこにでもいるアオウミウシですが、色が綺麗だったので・・・

今日はそんな感じで3ダイブ。
ゴールデンウィークの予約はまだ可能です。
ご予約をお待ちしています。

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