GWが終わってすっかりと落ち着きを取り戻した雲見です。あの賑やかさと比べると寂しい気がしますね。
今日はほぼウミウシだけに絞って潜ってきました。
■ 天気 曇り
■ 気温 21℃
■ 水温 18~19℃
■ 透明度 7~8m
■ 透視度 6~7m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 水路下の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー
最初は最近ウミウシの種類・数ともに増えてきている水路下の洞窟からスタートです。
今日の水路下の洞窟は大ヒット!レア物南方系のウミウシが続出です。
まずはマダライロウミウシです。まだ小さな子どもですけど。
その次はナンヨウウミウシです。今年に入って間もない頃にこの近くで見られてことがあったのですが、私は会えずじまいだったのでリベンジ達成です。
ノウメア・ワリアンスは最近あちこちで見られるようになったアラリウミウシに似ているウミウシです。
これもレア物、マツカサウミウシ属の一種です。ワライボヤマツカサウミウシと呼んでいる人もいます。確かにワライボヤを体につけているように見えますね。
写真には2個体写っていて、周りにピンク色の卵が沢山付いていますね。
他にはキイロイボウミウシ、セトイロウミウシ、サガミイロウミウシ、キャラメルウミウシ、ヒブサミノウミウシ、センヒメウミウシ、シロイバラウミウシ、オトメウミウシなどが見られました。
Hの穴を出たところには大型のイサキが群れていました。イサキを見ると夏を思い出します。早く本格的シーズンが来て欲しいです!
2本目 水路下の洞窟 ⇒ ロッカク岩
1本目にレアなウミウシが見つかったのでまたそれらを確認しつつ大牛の裏を移動しました。
マダライロウミウシもナンヨウウミウシもちゃんと同じ所にいました。それどころかナンヨウウミウシがもう1匹見つかる嬉しいハプニングも!
探せばもっといるのでしょうか?
それからまたまた南方系ウミウシがいました。先日もみたコールマンウミウシです。
最近の雲見では普通種となりつつあるキャラメルウミウシです。この付近では3匹いましたよ。
水路下の洞窟を出て大牛沿いに進んでいったところにいたモンガラキセワタです。わかりにくいかもしれませんがこれでもウミウシです。(苦笑)
大牛の洞窟はさらっと流して(と言っても、アオウミウシ属の一種、シロイバラウミウシ、セトイロウミウシ、フジイロウミウシ、イチゴミルクウミウシ、アラリウミウシ、センテンイロウミウシなどが見つかりましたよ)、移動を始めたところで見つかったウミウシです。
恐らくシノビイロウミウシ属の一種だと思われます。
このところ大牛の洞窟の天井で過ごしていたオオモンカエルアンコウは移動していて大牛の洞窟から出ていました。
浅場に移動して安全停止をしている時に見たミノウミウシ亜目の一種です。なんだか最近和名も学名もないウミウシをよく見る気がします。
3本目 三競
先日たくさんのウミウシが見つかったので期待を込めて行ってきた三競でしたが、今日はちょっとだけ期待はずれでした。それでも見てたのは・・・
純白の体が美しいシロウサギウミウシ。
これも最近雲見の普通種となりつつあるオセロウミウシです。ちょうど交接中でした。
好き嫌いが別れるミヤコウミウシです。青い点が綺麗だと思うのですけど・・・
他にはノウメア・ワリアンス、セトイロウミウシ、オトメウミウシ、ボンジイボウミウシ、コイボウミウシ、ウスイロウミウシなどがいました。
4本目 大牛の洞窟
調子に乗って4本目も行ってきました。先程流すほどでしか探さなかったウミウシの宝庫、大牛の洞窟をじっくりと探すためです。
2本目も見たイチゴミルクウミウシは、見つかって以来同じ場所に居続けています。(近くにもう1匹見つかりましたよ。)
場所を移動して水底近くで潜んでいたヘリシロイロウミウシも純白の綺麗なウミウシです。
このコトヒメウミウシは超ミニサイズです。紫色のラインが素敵なアクセントとなっています。
こちらのアカネコモンウミウシも先日と同じ場所にいました。移動しないウミウシは本当にありがたい存在です。
その他では、キャラメルウミウシ、ジュッテンイロウミウシ、ニシキウミウシ(幼体)、シラユキウミウシ、オセロウミウシ、ミツイラメリウミウシ、センテンイロウミウシなどがいました。
今日は透明度が少し落ちて残念でしたが、ウミウシメインだったのでそれも関係なく楽しんできました。
全体的に白っぽい濁りですから暫くすると落ち着くと思うのですが・・・。
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