3年ぶりのダイビングはいかがでした?|雲見

今日は今朝から生憎の雨模様。でも潜るころには雨も上がって時折薄日が差してきました。
波止場にいても暑すぎず快適でしたよ。

■ 天気   雨のち曇り
■ 気温   27℃
■ 水温   25~26℃
■ 透明度  10~12m
■ 透視度  8~10m
(今日は写真がありません。テキストのみですがご勘弁ください。)

今日も2チーム体制です。ベテランさんグループと3年ぶりのダイビングをするご家族。特にお二人のお子さんは初ファンダイビングです。でも任せてください。しっかりガイドしますよ!

1本目はベテランさんとスタンダードコースへ。マクロは無しということで地形と群れを中心に潜ってきました。
Hの穴、-24mのアーチ、たて穴、クレバス、三角穴などいろいろと通ってきましたが、それぞれ違った顔を持ち、違った趣きがあります。
同じ穴でも通り方によって違う感じがするものです。光の入り具合によって通り方を変えるのもガイドの腕の見せ所。
今日はいかがでしたでしょうか?
もちろん地形だけではなく、魚も楽しんでもらいましたよ。
海藻につかまり揺られているハナタツや無数に群れるキンギョハナダイスズメダイ。産卵・放精を繰り返すベラの仲間とその卵を狙うメジナ達。
産卵などは一時期しか見られない自然の摂理。見ることができればラッキーです。

2本目はご家族とリフレッシュ。大根へ行ってきました。
基本知識を説明して思い出してもらったら出発です。
初ファンダイビングのお子さんも問題ありませんし、お父さんは家族の勇士を残そうとカメラマンに徹していました。
初めてのファンダイビングは何を見ても興味津々。特に身近な生物に飛びつきます。
釣りやスキンダイビングをしているようで今までよく見たアイゴウツボなどはよく知っていました。
タコなんかは穴を覗きこんでいましたね。
目を輝かせていたのはアオリイカの卵。普段はなかなか見ることがないですからね。

3本目はベテランさんと三競へ。
ここは地形のスペシャリスト。昨日も書きましたが、雲見でしか味わえない独特なダイビングができます。
如何にして素敵な映像を残すかとビデオワークに苦心していましたね。
そんな風に考えるといろいろな角度から地形を楽しむことができ、一層深く三競を知ることができますよ。

4本目はご家族と小牛の湾内へ。
久しぶりのダイビングというのに落ち着き払っているので生物のいろいろな表情を見てもらいに行ってきました。
雲見でよく見かけるアオウミウシ。シワメに乗っかっていました。でもこの子は色がとてもきれい。紫色に近い青をしていました。私もちょっと感激。
岩にうまく擬態していたコウベダルマガレイ。動いてはばれちゃいますよ。
アライソコケギンポは穴から体をニュッと出していました。
クマノミの赤ちゃんはイソギンチャクに隠れてなかなか出てきてくれませんでしたね。
湾内に無数にいたキビナゴの子供。着々と育って1㎝弱になっていました。
大きなコロダイや誰もが知るチョウチョウウオもいましたね。
でも私が見せるものよりも自分たちが生物を見つけるほうが楽しいようで、トラウツボブダイ、カサゴなどを見て喜んでいました。

5本目はベテランさんの一人とマンツーマンでマクロリクエスト。
地形も交えて潜ってきました。
小牛の洞窟は真っ暗な洞窟。ライトで岩肌を照らしながら進むのですが、何がいるのかが楽しみです。
洞窟の奥の穴の中にいるクリアクリーナーシュリンプは小さいものが増えていました。産卵したの?
ここから大牛の洞窟に移動する間にはツノダシカゴカキダイ
大牛の洞窟にはキンメモドキの群れサクラテンジクダイ
よく見るととても小さなサクラテンジクダイも多くいました。生まれたてみたい。やっぱりハッチアウトしていたんですね。
ウミウシはセンテンイロウミウシ・ジュッテンイロウミウシ・イチゴミルクウミウシ・クロイバラウミウシなどを紹介しました。

実は3本目も潜ったゲストは7年くらい前からの知り合いでわざわざ福岡から来ていただいた方。
遠くからありがとうございました。

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