今日も朝からどんよりとした曇り空。
昨日は晴れたんですけどいい天気が続きませんね。
でもうねりはほとんど消えて穏やかになり、水温が上昇
暖かいところでは19度もありましたよ
■ 天気 ： 曇り
■ 気温 ： 15.3℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温 ： 18.5～19℃
■ 透明度 ： 12～14ｍ
■ 透視度 ： 10～12ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -26mのアーチ ⇒ 平根 ⇒ グンカン ⇒ 大牛の洞窟
2本目 小牛裏 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路 ⇒ ブルーコーナー
今日もマクロ生物ウォッチングをメインに潜ってきたんですけど、人気の生き物が益々充実してきています。
先日見つかったハナタツです。
昨年からハナタツがなかなか見つからなくて久しぶりの登場の貴重な存在です。
その側にはイロカエルアンコウのおチビちゃん。
(昨日オオモンカエルアンコウと書きましたが、どうやらイロカエルアンコウかな)
先日見つけたネコザメもまだ見られています。
でも今日は穴の奥に入っていてよく見られませんでした。
この冬は水温が例年に比べ暖かかったので、季節来遊魚がまだ見られています。
その代表がクマドリカエルアンコウです。
もしクマドリカエルアンコウが越冬したなんてことになれば伊豆で初めてじゃないかな？
だいたい3月にクマドリカエルアンコウが見られるなんて今までなかったですから。
クダゴンベも元気にしていました。
この子も越冬しそう
この黒い子も季節来遊魚でアブラヤッコの幼魚です。
ウミウシたちは毎日新顔が登場。
昨日見つけたエンジイロウミウシを見に行ったんですけど
その隣にアカネコモンウミウシがいました。
昨日は目に入ってこなかったのに…
このエンジイロウミウシみたいに餌場に滞在してくれるとしばらく見られるんですよ。
ホムライロウミウシとか
ヨセナミウミウシ
ヘリシロイロウミウシなどが居続けてくれている子たちですよ。
一方一期一会のウミウシも多数います。
サガミミノウミウシとか
イナバミノウミウシとか
フジエラミノウミウシなどは動いてしまうことが多い一期一会のウミウシです。
このウミウシはまだ名前がついていないフジエラミノウミウシ属の1種です。
上のフジエラミノウミウシとずいぶん雰囲気が違いますね。
同じミノウミウシの仲間でもルージュミノウミウシとか
ネアカミノウミウシなんかは餌場にいるからしばらく居てくれます。
他にはリュウモンイロウミウシとか
ヒメコモンウミウシなどなどたくさんウミウシがいましたよ。
そうそう、最近極小ウミウシが多い中、ミカドウミウシに遭遇！
デカかったー
その他イソコンペイトウガニとか
カイカムリの仲間(フクイカムリかな？)などの甲殻類もいっぱいいますよ。
今の雲見は地形巡りはもちろん、生き物ウォッチングも楽しいですよ。
明日も雲見で潜ります。
明日は何に出会えるか楽しみです。
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