復帰ダイビング|黄金崎ビーチ《2023.08.02》

今日も快晴。
青空が広がっていました。
でも台風6号からのうねりがやってきて残念ながら雲見はクローズ。
今日は黄金崎ビーチに行ってきました。

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 34.4℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 27~28℃
■ 透視度 : 10~13m

うねりは入ってきているもののパワーのないうねりでしたからエントリー/エキジットも無理なくできました。
透明度は残念ながらうねりで落ちていましたけどそれでも10m以上は見えていましたよ。

今日は諸事情があって3年半程ブランクが空いてしまった奥様を優しい旦那様が復帰・リハビリに連れてご来店。
ブランクが空いたとは言えベテランさんですからかつてのイメージを思い出してもらうようにのんびりゆっくりと潜ってきました。

雲見で潜る気満々だった旦那様は超ワイド仕様のカメラで、奥様に小さなウミウシを見せている間にその様子を撮ったりしていました。

このとき見ていたのはヒラミルミドリガイ。

奥様も旦那様が群れを撮っているところをカメラに収めていたりして、お互い仲がいいですね。

このようにあおって撮ったその先にはイサキの群れ。

そして度々見かけたシマアジとカンパチの子供の群れです。

今日のメインイベントはアオリイカ。
黄金崎ビーチではアオリイカが産卵を始めていて例年これからシーズン本番を迎えます。
今日は5匹のアオリイカがいました。

5匹ということは2ペア+オス1。
産卵を繰り返すペアの様子をうかがうシングルのオスはちょっと気の毒に見えました。

この産卵床とは違う産卵床にも産みたての卵がふさふさしていました。

砂地を泳いでいたら今日は4匹のチンアナゴを見たのですけど、このペアは警戒心知らず。
思い切り体を出してニョロニョロと体をくねらせていました。

警戒心が薄いから結構近寄れましたよ。

こちらも警戒心が薄いヒレナガネジリンボウのペア。

と思ったのですが、上の子はネジリンボウかな。
でも第一背ビレの全体が黒いという特徴がないんですよ。
もしかしてヒレナガネジリンボウとのハイブリッドなんてひとり楽しく妄想しています🤣🤣

そうそう、こっちも警戒心が極薄のヒメアマアゴダイです。
引っ込んでもすぐに出てくるし、コンデジでも近寄れるし、可愛さ最高です。

雲見でもお馴染みのハチジョウタツ。
ちょっと狭い場所にいるので紹介しづらいですけどとりあえず2匹は確認できました。

水中に設置した空き瓶にはメジロダコが入居していました。

一方こちらは野良(?)のタコの仲間。
貝殻を盾にして警戒中。
スナダコではないし、メジロダコなのかな?
ちょっと不明です。

真っ黒に水玉模様のフグの幼魚ですね。
調べてみたらケショウフグの幼魚みたい。
可愛いですね。

小さなコロダイの幼魚もいましたよ。

ゴロタの上で安全停止をしていると例の如くマダイのダイちゃんが登場。
今日はたくさんのダイバーがいたからあちこち回っていたみたい。

黄金崎ビーチには安全停止をする水深にこんなものを設置しています。
ギンポの仲間を観察するためのギンポマンションです。

今日は笑顔が素敵なミナミギンポと

ニジギンポが入居していました。

ニジギンポが入っている部屋(?)は透明な試験管も入っている二重構造で、そっと取り出すと穴に入っている様子も観察できるんですよ。
春から初夏にかけてはこの中に卵を産み付けていて卵を守る姿も見れました。

とにかく今日の最大のミッションは復帰ダイビングでしたから、問題なく終えることができて一安心でした。
私としては何よりも嬉しかったのは復帰ダイビングに私を選んでくれたことなんですね。
無事に大役を果たすことができて良かったです。
今度は雲見で潜りましょうね。

写真提供は、Sさんご夫妻です。ありがとうございました。


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