濁っていても潜れば楽しい|雲見《2022.08.28》

朝方に激しく雨が降ったりしましたが、それも一時的でその後は太陽も出たりして蒸し暑い一日でした。

牛着岩の湾内側には川からの流れ出た泥水が広がっていました。

海は微かなうねりがあったものの概ね穏やかでしたよ。

雲見 牛着岩

■ 天 気 : 曇り一時雨時々晴れ
■ 気 温 : 29.6℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 19~25℃
■ 透視度 : 4~10m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 小牛裏 ⇒ -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ ブルーコーナー

2本目 -24mのアーチ ⇒ -26mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー

3本目 黒崎 (先端 ⇒ 浅根)

4本目 三競 (1の穴 ⇒ 3の穴)

今日も2チームに分かれて4本潜ってきました。

潮色は昨日よりも良くなったかなと思ったら、場所によっては昨日みたいな濁り。

2本目の潜降時なんて結構青い潮だったのにその潮もすぐにいなくなる…

潮色に関してはもう少しの辛抱かな。

潮色がいいところは群れもよく見える。

これはクロホシイシモチとネンブツダイの混成の群れ。
クロホシイシモチ

イサキの子供も群れていましたよ。
イサキ

キンギョハナダイはやっぱり鮮やかだから目を引きますね。
キンギョハナダイ

ブルーコーナーのニザダイの群れの中に稀に白い個体がいます。

これはアルビノという訳ではなくて色を変えているんです。

クリーニングされて気持ちが良い時とか、婚姻色だとか言われています。
ニザダイ

昨日たくさん見たカエルアンコウの仲間たちは一斉に移動??

今日はこのオオモンカエルアンコウだけしか会えませんでした。
オオモンカエルアンコウ

これはヌノサラシですね。

あまり振り向かれませんけど季節来遊魚なんですよ。

ヌノサラシ

ハナキンチャクフグも季節来遊魚のはずなんですけどここ数年はよく見かけます。

伊豆に居着いちゃったのかな?
ハナキンチャクフグ

大きなイシガキフグもいました。

写真ではわかりにくいですけど、体には傷がいっぱいあって目も白くなっていたんです。

だいぶ弱っているように見えたけど大丈夫かな。
イシガキフグ

これはハナミノカサゴの若魚ですね。
ハナミノカサゴ

-24mのアーチにはテングダイが3匹いましたけど、その中で一番近くまで近づいてくれた子です。
テングダイ

レンテンヤッコです。

臆病ですぐに隠れてしまいますが、今日は大小4個体見かけました。
レンテンヤッコ

洞窟の中でおなじみの透け透けサクラテンジクダイです。
サクラテンジクダイ

最近気になっているベラの仲間。

これは黄色の斑が特徴のコガラシベラです。
コガラシベラ

ゲストさんが見つけたオキナワベニハゼ。
オキナワベニハゼ

岩の模様に見えるのはムスメウシノシタですね。
ムスメウシノシタ

アカオニナマコにナマコマルガザミが隠れていたのですが、過去見た中で最大級に大きな個体でした。
ナマコマルガザミ

アカシマシラヒゲエビのペアです。

もう同じ場所にずっといるペアなんですよ。
アカシマシラヒゲエビ

ウミウシは少々。

キャラメルウミウシ
キャラメルウミウシ

ニシキウミウシ
ニシキウミウシ

ヒロウミウシ
ヒロウミウシ

センテンイロウミウシなどなど見てきました。
センテンイロウミウシ

早く透明度の回復が望まれる雲見ですが、濁っていてもこれだけ楽しめるから潮色が回復したら最強の海になりそう。

早く黒潮来い!

明日もダイビングの予定です。ログをお楽しみにね。

写真提供は、Satoshiさん、Tomomiさんです。ありがとうございました。


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