充実した2ダイブ|雲見《2021.10.28》

今日も朝から快晴。

ポカポカ陽気でロンTでも暑く感じるくらいでした。

そして雪化粧した富士山が牛着岩の後ろにそびえ立っていました。

海は今日も穏やかで最高のコンディションで潜ってきました。

雲見 牛着岩

■ 天 気 : 快晴
■ 気 温 : 25.℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 24.5℃
■ 透視度 : 12~15m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 小牛横砂地 ⇒ 小牛横

2本目 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ -16mのアーチ

週末は予約がガラガラなんです

遊びに来てくださーい

白っぽくなっていた海が少し回復してだいぶ見渡せるようになってきていました。

今日はリピーターのご夫妻が遊びに来てくださいました。

雲見に来るのが所用で数ヶ月ぶりになったので、今話題の色々な生き物をいっぱい見たいということでぐるーっと回ってきました。

紹介する生き物は予め居場所がわかっていて紹介するものと、突然現れるものがあるんですね。

その後者がカンパチの群れだったり
カンパチ

イナダの大群だったり。

この群れは共生ハゼがいる砂地の上を低空で泳いでいたので、ハゼを引っ込めてしまわないかとヒヤヒヤでした。
イナダ

上を見上げたらアオリイカの群れ。
アオリイカ

Hの穴にはクエが3匹もいてこれはその一番大きかったもの。
クエ

イナダの群れの襲来に怯えずに姿を見せてくれたハゼ達です。

人気の3トップのヤシャハゼとヒレナガネジリンボウとネジリンボウ。
ヤシャハゼ

ヒレナガネジリンボウ

ネジリンボウ

レア度が高くてマニアに人気のヤノダテハゼ。
ヤノダテハゼ

ミナミダテハゼもいました。
ミナミダテハゼ

そして、ハゼを探していたら目に入ってきたダテハゼの第2背びれに黒くて小さな物体が!

そう、ダテハゼなどの背びれを食べるウミウシ、スミゾメキヌハダウミウシがいたんです。

今年2回目の遭遇です。
スミゾメキヌハダウミウシ

チンアナゴはまだまだ臆病で遠くからしかその姿が見られないんです。

だから今日も証拠写真です。
チンアナゴ

カエルアンコウの仲間は今日も2クマ・2ベニ・1イロが見られました。

ちびっ子クマドリカエルアンコウは今日もGET!

透明感があって可愛いですよね。
クマドリカエルアンコウ-1

白クマ2号は定位置に帰ってきていました。
クマドリカエルアンコウ-2

落ち着きなく動き回っているベニカエルアンコウのヨゴレ君。
ベニカエルアンコウ-2

グローブをはめた指と比べて指の幅とほぼ同じ大きさのちびベニカエルアンコウもいました。
ベニカエルアンコウ

そしてイロカエルアンコウは大きく場所を移動していましたけど、何とか見つかりました。
イロカエルアンコウ

大量発生で有り難みが減少してしまったハタタテハゼの中に違和感なく混ざるアカハチハゼ。
ハタタテハゼ

ゲストさんも自分で見つけたハタタテハゼを撮ったら、偶然にもアナモリチュウコシオリエビが2匹シンクロして写っていました。
アナモリチュウコシオリエビ

マダラタルミの幼魚はくねくね泳ぎでお出迎え。
マダラタルミ

いつもは穴に入っているミナミギンポも今日は泳いでいる姿を見せてくれました。
ミナミギンポ

キンギョハナダイの中にカシワハナダイが1匹だけ混ざっていました。
カシワハナダイ

先日見つけたシテンヤッコの幼魚に
シテンヤッコ

ミスジスズメダイ
ミスジスズメダイ

ミヤケテグリの幼魚は今日もいてくれました。
ミヤケテグリ

他には艶やかなカラーと名前のルージュミノウミウシに
ルージュミノウミウシ

マキエダハナウミシダの中に隠れるコマチコシオリエビ、
コマチコリオリエビ

ゲストさんが見たがっていたウミウシカクレエビなどを見てきました。
ウミウシカクレエビ

今日も盛りだくさんで内容の濃い2ダイブでした。

明日も雲見を潜ってきまーす。

写真提供は、Tatsuhikoさん、Rikaさんです。ありがとうございました。


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