夜半まで降っていた雨が止んで今日は雲ひとつない秋晴れのそれが広がっていました。
昨夜の雨で雪化粧を濃くした富士山から対岸の山々がはっきりと見えていました。
でも昨夜吹いた風の名残の弱い波と通過した前線からの弱いうねりがあったのがちょっと残念でした。
■ 天 気 ： 晴れ
■ 気 温 ： 22.4℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 ： 23.5～24℃
■ 透視度 ： 7～12ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 小牛横砂地 ⇒ 小牛横
2本目 -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ ブルーコーナー
3本目 小牛の洞窟 ⇒ -16mのアーチ ⇒ 大牛湾内
今日もフォトダイビングで3本潜ってきました。
昨日潜っていなかったのでやっぱり気になるちびっ子クマドリカエルアンコウ。
今日もいてくれました。
うねりがあったので窪みに入ってうねりをやり過ごしていました。
頭いいー。
見つかった時よりすっかりと大きくなったクマドリカエルアンコウ2号もちゃんといてくれました。
こうやって見比べると小さい頃って同じ白でも透明感がありますね。
下田ダイバーズのひでお君が教えてくれたイロカエルアンコウ。
この子もすっぽりと穴に入っていました。
ベニカエルアンコウは一昨日見つけたちびっ子と
動き回って居場所が定まらなくて神出鬼没なヨゴレ君。
計5匹のカエルウオの仲間を牛着岩の周りで見てきました。
”ハゼ場”のハゼ達はうねりがあったせいか、ちょっと出が悪かったですね。
ヒレナガネジリンボウはパラパラ。
でもネジリンボウとヒレナガネジリンボウのペアや
ヤシャハゼ(下写真)やヤノダテハゼは出てきていましたよ。
そしてこれも一昨日見つけたチンアナゴは遠くからならその姿を確認できるのですが、近づくとすぐに隠れてしまって写真を撮るまでに至りません。
早くダイバー慣れして欲しいですね。
それからこんな子も流れてきていました。
ミスジスズメダイですね。
この魚を雲見で見たのは2012年以来なので9年ぶりです。
シテンヤッコの幼魚は穴からなかなか出てきてくれません。
粘って待つしかないですね。
ヤッコの仲間は他にアブラヤッコとかソメワケヤッコとかナメラヤッコとか見ることができますよ。
砂地以外のハゼは今日も大量発生中のハタタテハゼ(下写真)にアカハチハゼ、
スケロクウミタケハゼ(下写真)とかガラスハゼなどなど色々いますね。
後は人気のミヤケテグリとか
笑顔が素敵なミナミギンポ
-24mのアーチに帰ってきていたテングダイ。
マダラタルミもうねりに右往左往しながら泳いでいました。
サクラテンジクダイは大牛の洞窟にいっぱいいます。
越冬してすっかり大きくなったユカタハタは写真に収まらなかった
最近紹介せずに流しがちなツノダシなど、フォトダイビングに最適な魚が満載です。
安全停止中はキンギョハナダイとか
イッセンタカサゴとか
ウメイロモドキなどを見ていたらあという間に終わります。
甲殻類では前のめりなアナモリチュウコシオリエビに
ペアで並んだウミウシカクレエビ。
実は同じアカオニナマコには3匹いたんですよ。
今日見たマキエダハナウミシダに隠れていたのはコマチコリオリエビでした。
あとはニシキウミウシに
いつものルージュミノウミウシ。
ゆうゆうと泳ぐアオウミガメ。
この間は1匹だけだったムラクモキヌヅツミがペアになっていました。
下には産み付けた卵が見えますね。
今日も充実したフォトダイビングができましたね。
この時期の平日はダイバーが少ないのでのんびり潜れるし、シーサイドハウスのお風呂も独占状態。
贅沢ダイビングができますよ。
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