うねうねでダイビング|雲見《2021.05.28》

今朝も富士山が遠くに浮かんで見えました。

昨日は日中激しい雨が降って、夜から西寄りに変わった風が今もずっと吹き続いています。

おかげで海は波とうねりで落ち着かない感じでした。

雲見 牛着岩

■ 天 気 : 曇り時々晴れ
■ 気 温 : 24.2℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 19~19.5℃
■ 透視度 : 3~7m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 島裏 ⇒ -26mのアーチ ⇒ 大牛裏 ⇒ -24mのアーチ ⇒ 小牛横

2本目 ブイ ⇒ 漁礁 ⇒ 小牛横

革からの土砂のせいか、うねりのせいか、その両方のせいか、上の写真でもわかるくらい湾内は真っ白。

島の裏側は少しは綺麗かなと思って島裏でエントリーして、ゲストさんのリクエストのモロコ根に向かったんですけど、-26mのアーチ付近から急激に水中が真っ白になって透明度が激落ち。

この先を泳ぐのはリスクが高くなるので急遽コース変更して小牛方面に向かいました。

雲見はボートキャプテンにどの辺りで浮上するのを伝えているので大幅なコース変更をあまりしないんですけど、こればかりは仕方ないです。

その白っぽい海の中でも魚の群れは相変わらずすごいんですよ。

スズメダイとか
スズメダイ

イサキの子供、タカベに子供、サッパ、カタクチイワシ、キンギョハナダイがたくさんいるんですけど、透明度が悪いのでその全貌が見えなかったのがちょっと残念でした。

そして大きなトビエイが登場。

しっぽが切れていましたけど、ゆうゆうと泳いでいました。
トビエイ

ゆーらゆら揺れながら泳ぐ中、岩肌に動く影が!

向こうも見つかったと感じたのか、ピタッと動きを止めます。

これがその時の様子です。どこに何がいるかわかりますか?
マダコsp

私もこの写真をぱっと見せられたらわからないかな。

答えはここ。タコの仲間がいるんですよ。
マダコsp-4

真上からだとわからないからちょっと角度を変えてみると…
マダコsp-2

脚をくるくると丸めて体を平たくして岩肌に擬態しているんですよ。

これでもわからないかも。

でも移動を始めるとはっきりとわかりますね。
マダコsp-3

大きさはヒョウモンダコくらいでしたけど、ブルーの模様がないからヒョウモンダコではないですね。

何ダコだろう??

これはトラフケボリ。

黄色の貝殻に黄色地に黒い縞模様の外套膜です。
トラフケボリ

同じウミウサギの仲間のベニキヌヅツミ。

こっちは赤い貝殻に赤地の外套膜。
ベニキヌヅツミ

ベニキヌヅツミは外套膜に突起があるものとかカラーバリエーションが豊富なんです。
ベニキヌヅツミ-2

うねりがあっても岩の隙間にいるアカシマシラヒゲエビとか
アカシマシラヒゲエビ

穴に入っているミナミギンポはへっちゃらかな。ミナミギンポは今日も笑顔で迎えてくれました。
ミナミギンポ

すっかりと成魚になったキリンミノは雲見の普通種となっています。
キリンミノ

これはゲストさんが見つけたニシキウミウシの幼体です。
ニシキウミウシ

こうやって生き物を見ながら移動している間、今日もストーカーをされたコブダイです。
コブダイ

私達の周りをぐるぐると行ったり来たり。

近づきすぎてこんな風に見上げることもできたんですよ。
コブダイ-2

今日は行きたかったポイントに行けませんでしたが安全第一。

うねった海でも楽しく潜ってきました。

写真提供は、Ayaちゃん、Nonoちゃんです。ありがとうございました。


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