台風6号が去り青い空を取り戻した松崎町です。
でも今朝は涼しかったぁー。風邪をひくかと思いましたもん。
4日間クローズが続いた雲見もうねりはちょっとだけ残っているものの、全面的に潜水可能。
ということで台風の後の雲見にチェックダイブをしに行ってきました。
■ 天気 晴れ
■ 気温 28℃
■ 水温 22~24℃
■ 透明度 8m
■ 透視度 10m
波止場から見る水の色はイマイチ青くなりきれてないかなぁという感じでした。
あれだけ大きな台風でしたからまだ巻き上げられた堆積物が沈みきっていないんでしょうね。
1本目エントリーしてもやっぱりそんな感じで済みきってはいません。
でも、これだけ見えれば十分でしょう!
まず最初に小牛の洞窟へ。久しぶりに来たダイバーに驚いたのかヒメセミエビが勢い良く逃げていきます。そんなに逃げなくても・・・。
洞窟の先端のくぼみをチェック。ソリハシコモンエビと言っていたエビの写真がやっと撮れました。
この写真をよく見ると赤と白の点が結構ありました。これはクリアクリーナーシュリンプの特徴です。もしかしたら今まで勘違いしていたかも。今後はクリアクリーナーシュリンプと紹介していきます。
こちらの大きなエビはオトヒメエビ。紅白でオメデタイ感じです。この子はお腹に緑色の卵を抱いていますね。
これは珍しく岩の亀裂から出てきていたノコギリヨウジ。迷子になっちゃったんでしょうかね?
今日ちょっとだけ嬉しかったのはこの子を見たとき。ハナキンチャクフグの幼魚です。
この魚は季節来遊魚です。ということは他にも来ている可能性がありますよ!
久しぶりに写真にとった-24mのアーチにいたマツカサウオ。ゴツゴツした感じが鎧を着ているようです。
テングダイもシングルながらいましたよ。飛び出した口がキュート!
1cm位に大きく育ったムラサキウミコチョウは遠くからも目立っていました。
このカゴカキダイは群れてくると夏を感じる魚です。色合いも好きな魚です。
この他にも棲家となるイソギンチャクを探しているのか、フラフラと泳ぎ回っている若いクマノミがいましたよ。
2本目は今の雲見の見所の一つ、キンメモドキを見に大牛の洞窟へ。潜降すると今までいた洞窟の入口の上の方にいたのはネンブツダイのみ。いなくなっちゃったのかなと残念に思っていたら、洞窟の中の砂の上に丸くなって固まっていました。暗い中に固まっていたから最初は何かと思いましたよ。そーと近づいたつもりだったんですが、私に驚いてブワーって拡がってしまいました。
洞窟の奥には透明な姿がお茶目なサクラテンジクダイ。
この子は口の中で育てている卵も丸見えです。卵の中で子どもが成長すると色も変わっていきますから観察するのも楽しいですよ。
2本目に見たウミウシは、フジイロウミウシ・イガグリウミウシ・センテンイロウミウシ(下写真)・アオウミウシ・シロウミウシなどなどでした。
最後に砂地に出て夏の使者、サカタザメがいないかなと探したのですが、見つけたのはアカエイだけ。もうちょっと水底の水温が上がってきてからですかね。
今日、潜り終えて台風で何か水中に変化があったかというと、砂が持って行かれたかなって感じました。
下は小牛の湾内側の写真ですが、白くなった岩肌が出てきています。今まで砂に埋れていたところです。-16mのアーチの近くの砂もなくなっていましたので牛着岩の周りは全体的に砂が持って行かれたのでしょうか?
地形が変わったとか穴が埋もれたとかいう話は聞いていませんから、大きな変化はなかったのでしょう。
ちょっと安心しました。
週末はまだ予約状況に余裕があります。
地形や群れなどを楽しみたいという方、ご予約をお待ちしています。
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