今日は西高東低の気圧配置。
それも結構強烈なやつだったので強い西風が吹き荒れていました。
もちろん雲見はクローズとなりましたので今日は田子で潜ってきました。
■ 天 気 ： 晴れ時々曇り
■ 気 温 ： 15.2℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 ： 21～22℃
■ 透視度 ： 6～8ｍ
1本目 白崎 (1番ブイ)
2本目 白崎 (2番ブイ)
温泉に入って美味しい料理を囲んで楽しい海の思い出を語りましょう！
詳しくはお問い合わせください。
西風に強い田子とはいえ今日は白崎のみしか潜れません。
まず見に行ったのはオオウミウマ。
黄色いソフトコーラルにぶら下がっていました。
この子は何年生きているのかなぁ。
頭から背中にコケムシやヒドロ虫がくっついていました。
立派なトゲトサカにはアカスジカクレエビとか
スケロクウミタケハゼが隠れていますが、透明だったりそっくりの色だったりでわかりにくいんですよね。
ムチカラマツに産卵床を作って卵を産み付けていたガラスハゼです。
アオサハギの子供です。
白崎にあったサンゴイソギンチャクの殆どが今年の夏の高かった水温の影響で白化していました。
そこにクマノミの子供が住んでいて写真映えします。
でもちょっと心配・・・
特に丸い触手のイソギンチャクの中にいると水玉みたいでメルヘンチックですね。
ミツボシクロスズメダイも映えます。
オシャレカクレエビです。
右のハサミがなくなっていてちょっと可愛そう。
見つけた時は気づきませんでしたが、奥の天井に小さな子がもう1匹写っていました。
イソギンチャクモエビはいっぱいいますよ。
模様の青い縁取りが綺麗ですね。
ヌノサラシです。
こちらも今年の夏の高い水温の影響なのかエダサンゴの群生の元気がなくなっていました。
そのせいか例年たくさん入っていていたチョウチョウウオの仲間の幼魚がとっても少ないんですよ。
それでもアケボノチョウチョウウオとか
ミゾレチョウチョウウオなどは見ることができました。
泥が積もった水底の中、鮮やかな黄色のイガグリウミウシがいました。
1本目から帰ってきたら田子の社長が漁師さんから見たことがない魚の子供をもらったって見せてくれました。
もちろんその場にいた誰も見たことがない魚で、メタリックな体色や胸ビレなどがとってもきれいなんですよ。
調べてみたらとっても珍しい魚で、エボシダイの幼魚ということが判明しました。
この魚は子供の頃は猛毒を持つことで知られているカツオノエボシに隠れて過ごすんですって！
ダイビング中でないですがとても貴重な魚を見ることができました。
西風はもう2日ほど続く予定です。
早く収まってくれることを祈ります。
写真提供は、Tsueさん、Tomoちゃんです。ありがとうございました。
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