水温上昇で生物も再登場｜黄金崎ビーチ《2023.03.16》

今日も朝から晴れて暖かい一日になりました。
車の中が暑くて窓を開けて走ったくらい。
桜の開花も例年より早いみたいだし、もう春ですね。
風は午前中は東風でベタ凪でした。

■ 天　気　：　晴れ
■ 気　温　：　20.1℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水　温　：　17～48.8℃
■ 透視度　：　10～15ｍ

今日は黄金崎ビーチで潜ってきました。
海の中は浅い所に浮遊物が増えていました。
クラゲの仲間かな。
2ダイブ目の終わり頃の浅場は特に多かったんですけど、水温が上がってきたからかな。
でも緑色の潮色じゃなかったので春濁りではないですよ。

さて、水温が上がって冬眠から目覚めた魚が出てきましたよ。
ヒレナガネジリンボウが数か所で観察できました。
中にはダテハゼと同居している子がいたり

同じ巣穴に3匹で同居していたり。

オニハゼ属の1種もペアになっていました。

それからチンアナゴも出てきていましたよ。
それも3匹同じ場所で出ていたんです。
ヒレナガネジリンボウもそうですけどまだ警戒心が強くて近づけなかったので証拠写真になりますがお許しを。

とうとうチンアナゴがまとまってきたのかな？
もしかして海外のように集団になったりして。

絶妙なバランスのオオモンカエルアンコウです。

人気のハチジョウタツもいましたよ。
動き回るし1匹だけだから探すのに時間がかかってしまいます。

ヤギには色々なウミウサギ(巻き貝)の仲間がいました。
カラフルなトラフケボリとか

産卵していたベニキヌヅツミに
トガリアヤメケボリ。

貝の次は甲殻類。
イソバナカクレエビや

ムチカラマツエビ

そしてカゲロウカクレエビもいましたよ。

これは・・・？？？
ちょっとわからなかった透明なエビも見つかりました。

この子はツノガニの仲間です。
体にカイメンをつけて海藻を飾って擬態中です。

それからウミウシも少し見つかったかな。
コケムシの中に隠れていたフジタウミウシ属の1種。

シロガヤにはナガムシウミウシ属の仲間。

小さなクロヘリアメフラシもいました。

海藻がないところでクロモウミウシが移動していました。
チャシオグサを探していたのかな。

砂地を徘徊するクロボウズです。

エントリー口には小さなミスガイが！
最後まで気が抜けませんね。

他にはカレイの仲間が砂に同化していたり

世界最小のイカ、ヒメイカもいましたよ。

最後はマダイのだいちゃん。
今日もお見送り、お出迎えをしてくれました。

クラゲやサルパなどが多かったので浮遊系を探してみたものの、これは撃沈。
それでも色々な生き物が見られて楽しかったです。
黄金崎ビーチに言ってみたい人は是非リクエストしてください。
お待ちしています。

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