今日はスッキリと晴れました。
朝のうちは冷え込んだんですけど日の出とともに気温がぐんぐん上がって日向にいたら半袖でもいい位に暖かかったです。
富士山がうっすら見えていましたよ。
■ 天 気 ： 晴れ
■ 気 温 ： 20.9℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 ： 17.5℃
■ 透視度 ： 8～10ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 ブイ ⇒ 水路 ⇒ Hの穴 ⇒ 小牛裏
2本目 グンカン ⇒ 大牛の洞窟
上の写真を見たら海は穏やかそうでしょう？
でもまだフィリピンの東海上にいる台風2号が原因と思われるうねりが入ってきていました。
雲見の海水浴場の砂がえぐられるくらいのうねりなんですよ。
遠くにある台風からのうねりなので波長が長くて生き物探しは苦戦しました。
特に1本目に狙ったウミウシは潜ってみたら予想以上にうねりが大きくて、ウミウシは隠れて数が少ないし、揺れるから探すに探せないしで作戦大失敗。
2本目はうねりを避けて深場と大牛の洞窟に逃げました。
Hの穴のクロホシイシモチやキンメモドキの群れ達はうねりでゆ～らゆら。
こんな海でも見られた数少ないウミウシたち。
産卵をしていたネアカミノウミウシや
岩のくぼみに入ってうねりを避けていたシロイバラウミウシ
ゆらゆらと突起を揺らしていたヒロウミウシ
飛ばされないように頑張っていたコトヒメウミウシなどなど。
セスジスミゾメミノウミウシは揺れが少ない根本の方にいました。
大きなサイズのサガミリュウグウウミウシはうねりなど問題ないかのようにコケムシを食べていました。
で、ゲストさんが気づいたのですが、このサガミリュウグウウミウシの頭にハートの模様がありました。
あとはお馴染みの生き物達。
イロカエルアンコウは揺れを嫌ってかちょっとだけ移動していました。
セナキルリスズメダイは3匹Get!
ガラスハゼはムチカラマツが揺れてもピッタリと付いているんです。
ちょっと不思議ですね。
最近の定番となっているアヤトリカクレエビも
アシボソベニサンゴガニもちゃんと見られましたよ。
大牛の洞窟内にはサクラテンジクダイや
クリアクリーナーシュリンプがいっぱいいます。
ここはうねりの影響を受けないから安心していられましたね。
台風2号は今後進路を東に変えて日本の南海上に進んでくる予想となっていますから、しばらくうねりが続きそうです。
まさかこの時期に台風のうねりに悩まされるとは…
早く穏やかな海が戻ってきて欲しいです。
写真提供は、Ayaちゃんです。ありがとうございました。
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