2回目のポイント調査|土肥

今週は西風が続いていますね。雲見も3日間クローズが続いていました。
その西風が収まってきて雲見もオープンできたのですが、今日はまた土肥の101さんの依頼でポイント調査に行ってきました。
(前回の様子はこちらです。)

■ 天気 晴れ
■ 気温 11℃
■ 水温 18℃
■ 透明度 12m
■ 透視度 15m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 とび島沖 ⇒ 東へ

潜降してブイの付いている北の根の根頭に集合後、ひとまず南に根へ。ここから岸の方(東)に根があったはずという情報の元、それを探しに行きました。
北の根には相変わらずキンギョハナダイスズメダイが群れてキレイです。
とび島の群れ

南の根にはたくさんのメジナがいましたが、そこはスルーして東に向きを変えて泳ぎました。みんなでコンパスを110度に合わせて中層を泳いでいくのですが・・・
泳いでも泳いでも何も見えてきません。30mを超える水底は砂地で岩が点在していますが、大きな根なんかありませんでしたよ。
たまたま外したのか、もともとなかったのかわかりませんが、この1本はブルーウォーターダイビングとなりました。

2本目 とび島周り

2本目はとび島へ。ここは水面に顔を出している根の周りに隠れ根がたくさんあるところです。普段は釣り人に開放されていてダイビングは禁止になっているんですって。
101のスタッフさんも海底清掃の時しか潜っていないというポイントなんです。

さすがに釣り人が来るだけあって潜降したらメジナの群れがお出迎えです。
メジナの群れ

岩肌にはカイメンは海藻が付いていて探せばマクロ生物も見つかりそうでした。うねりがあったのでウミウシは隠れていたのかなかなか見つからなかったですが、小さいシロイバラウミウシはいましたよ。

場所によってはソフトコーラルがいっぱい生えていて色鮮やかな景色を作っていました。
ソフトコーラル

大物ならアオブダイもいました。
アオブダイ

魚影も濃く地形も楽しかったのでまた潜ってみたいポイントでした。

3本目 ヤグラ根

3本目は船頭さんが教えてくれた隠れ根へ。
水底もそれほど深くないので安心して潜れるところでした。
珍しく水底が砂利状の石と砂地のところがパッチワーク状に広がっています。そこに大小の根が落ちていているような地形です。
やぐら根

ちょっとした湾内にあるので潮の流れが入りづらい反面、魚影が薄いのがちょっと残念です。

根によってイセエビがたくさん付いていたり、根頭にネンブツダイが群れていたりといろんな顔がありました。
ネンブツダイ

探せばトサカガザミなどもマクロ生物もいましたよ。
トサカガザミ

3本目が終わって船に上がる頃には西風がちょっと強くなっていたので、今日のところはこれで終了となりました。
調査ダイビングは今後も続けるということでしたので時間が許す限りお手伝いしたいと思います。

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