連休中日。ダイバーも魚もいっぱ~い!!|雲見

朝から小雨模様でしたが、連休中日で雲見にはたくさんのダイバーが押し寄せてきていました。
おかげで波止場は器材を置く場所を探すほどの大賑わいです。
当店も満員のお客様で大盛況でした(^^)v

■ 天気 雨のち曇り一時晴れ
■ 気温 23℃
■ 水温 24.5~25℃
■ 透明度 12~17m
■ 透視度 10~15m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 ブイ ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴前 ⇒ Hの穴 ⇒ ブイ

満員の今日は2班体制です。地形大好きの先発班はHの穴付近へ。
今日も湾内や水路、島裏にもキビナゴが溢れていました。そしてその群れを狙ってカンパチツムブリ軍団があちこちでウロウロ。アタックする様子は見られませんでしたが悠々と泳ぎまわる姿は貫禄がありました。

水路入り口のオビテンスモドキは今日もユラユラ。だから写真を撮るのは至難の業です。
クランクで金色に輝くマアジの群れには大型のカンパチが狙いを定めるかのように周回していました。

たて穴横の根の上にはソラスズメダイが群れて、そこだけ南の島のようでした。

2本目 ブイ ⇒ Hの穴の上 ⇒ クランク ⇒ ブイ

後発班も地形がリクエストですからスタンダードコースを目指して出発です。
水路まで順調だったゲストの一人がクレバスあたりでサイナスが抜けずにスクイズトラブルです。無理はできませんので浅いところを泳いで行きました。
Hの穴の上を通って島裏に抜けようとしたら・・・
流れが強くなっているじゃないですか!
ここから浅場だけで流れを避けるコースがないためクランク横の根の上で根待ちです。
強い流れの中を泳ぐマアジの群れにそーっと近づくアオリイカ。アオリイカもマアジを狙うんですね。
流れの上にはうっすらと子供のカンパチの群れが見えました。

湾内に戻って砂の上をサッと動いて穴に入った影が目に入って来ました。穴をよく見てみるとアナジャコの子供でした。穴から大きな目だけを出して周りを警戒しています。ほとんど砂と同じ色だったので紹介するのも一苦労でした。

ブイの側のオシャレカクレエビをお見せして終了です。

3本目 ブイ ⇒ クレバス ⇒ 大牛の洞窟 ⇒ グンカン

先発班は地形を絡めて昨日見つかったニシキフウライウオを見に行ってきました。

水路を通っていたらミナミハコフグの幼魚を発見!ちょっと大きめの子でしたが可愛らしい黄色です。
ミナミハコフグ

地形を巡っていくところです。いい雰囲気の写真ですね。
水路付近

大牛の洞窟ではサクラテンジクダイを紹介しました。透明な体で骨や内臓が透けて見える奇妙な魚です。
サクラテンジクダイ

大牛の洞窟を出たらカンパチの群れが行き過ぎていきました。
カンパチ

またこのそばにムスジコショウダイの幼魚おしりをフリフリ、ダンスをするように泳いでいました。大きさから判断すると台風前まで別のところにいた子でしょうね。

そしてグンカンに行って一番人気のニシキフウライウオを見ました。ヤギに擬態していて大きくない個体なので見落としやすい子なんです。
ニシキフウライウオ

その後、ナマコマルガザミとかイソギンチャクエビなんかを紹介して安全停止の時間となりました。

4本目 三競

地形好きな後発班とは三競に行ってきました。

この間の台風で1の穴が埋まったり、岩肌が削れていたりと様子を変えてしまっていました。
でももしかしたら新しい穴ができているかも。
時間があったら捜索してみたいですね。

三競でよく紹介しているオキナワベニハゼは台風のうねりを乗り越えてまだいてくれました。今日は大小2匹だけ確認。それ以上は次回以降で数えて行きましょう。

通路っぽい地形だったり、洞窟だったり、エアドームがあったりと思いっきり地形を楽しんでもらいました。
浮上して第一声は「すっげ~!楽し~っ」でした。

5本目 ブイ ⇒ クレバス ⇒ Hの穴 ⇒ -24mのアーチ ⇒ Hの穴 ⇒ 三角穴 ⇒ ブイ

先発班の有志は3ダイブ目へ。最後は地形を楽しみに行ってきました。
クレバスを落ちてHの穴を通って-24mのアーチへ。今日はいつもとは違って大牛側から通って行きました。ここでやっぱりダイバーを楽しませてくれたのはテングダイのペアです。
テングダイ

ここでまたHの穴を通って秘密の洞窟を抜けたところはクレバス下です。見上げたら水面近くのイサキやキビナゴがシルエットで見えました。
水路下の洞窟

三角穴から顔を出してブイに戻って今日のダイビングは終了です。

透明度は安定していい状況が続いています。
魚もいっぱいますので、楽しいダイビングが楽しめる雲見ですよ。

写真提供はNobukoさんです。ありがとうございました。

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