夏真っ只中の雲見。今日も富士山は肩から上だけですが雄姿を見せてくれています。
今日は私の古巣 下田ダイバーズのお手伝いでガイドです。お客さんも4人中3人は顔見知りですから懐かしさがこみ上げてきます。
■ 天気 晴れ
■ 気温 30℃
■ 水温 20~24℃
■ 透明度 6~10m
■ 透視度 4~8m
1本目は島前から大牛の洞窟まで。地形と群れを楽しみに行きました。
潜降した水路の入り口にはソラスズメダイがその数を増やしていました。真っ青な姿は夏の到来を感じさせます。
水路を通ってクレバスを落ちたところから見上げる水面は夏の太陽がキラキラと光っています。
Hの穴を抜けたところには相変わらず赤と黄色のハナタツが仲良く並んでゆらゆら。
そこから-24mのアーチの横で群れるキンギョハナダイやネンブツダイを見ながらたて穴へ。
たて穴を上がって私のお気に入りのポイント”ブルーコーナー”へ。ここはキンギョハナダイがたくさん群れていて、メジナやニザダイ、マダイなんかも数多くいます。
今日はベラの仲間が固まって急上昇を繰り返していました。産卵なのでしょうか。
大牛の洞窟ではサクラテンジクダイが口の中で抱卵中。ただでさえ骨が透けている魚ですから、口の中の卵も丸見えです。
大牛の洞窟の入り口には相変わらずキンメモドキdが固まっています。その中に突っ込んで行ったりして遊んでから1本目は終了です。
2本目は雲見の外洋ポイント「沖の根」へ。今日はどんな魚が見られるのか期待しながら潜降です。
根頭あたりまでは綺麗な潮だったのですが、水深を落としていくと濁りだします。水温も低かったので比較的浅いところで魚の群れを楽しみました。
イサキ・タカベ・アジ・キビナゴ・カマス・スズメダイなどが入れ代わり立ち代わり目の前に現れてきます。
クエやイロブダイなどの大型の魚もいるのですが、近くに来てくれないとよく見えないのでちょっと困りもの。
60㎝を超える大きなマダイはアジの群れを引き連れて悠々と泳いでいましたよ。
3本目はまたまたブルーコーナー付近で癒されてきました。
ここは何度来ても楽しいです。
写真に写しきれないほどのキンギョハナダイ。
これからのシーズンはこの群れにソラスズメダイの群れが加わるので綺麗さ倍増です。
ハナタツはどんどんお腹が大きくなっています。
こちらはイシガキダイ。最近数多く見かけますよ。
4本目は黒崎です。
ひたすら穴を攻めます。
途中シラユキウミウシや交接中のムラサキウミコチョウなどに出会ったりしましたが。大小さまざまなアーチを迷路のようにくぐって黒崎らしさを堪能してきました。
今日の写真はTaniguchiさんからいただきました。ありがとうございました。
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