今週は過ごしやすくなるという予報じゃなかったですか?
でも今日は朝から気温がグングン上がって最高気温は30度超え。日差しが眩しかったです。
■ 天気 晴れ
■ 気温 31℃
■ 水温 20~23℃
■ 透明度 6~12m
■ 透視度 6~10m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー
2本目 小牛湾内 ⇒ 魚礁 ⇒ 小牛横 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ ブルーコーナー
3本目 大牛の洞窟 ⇒ グンカン
相変わらず芳しくない潮色ですけど、部分的に良くなっているところもありました。水面付近は暖かくて濁りも少ないですし、場所によっては見えるところも!
そして陽が差しているから海の中も明るく感じるんですよね。
今日も昨日に引き続き結構強い下りの潮が流れていました。でも岩陰を利用して泳げば流れを避けて生き物を観察したり移動することができます。時々頑張って泳いでもらうこともありますが、無理なく潜ってきました。
そんな岩陰でゆっくりと写真を撮ってもらったムチカラマツとビシャモンエビ。下の写真はビシャモンエビですが、このエビを見ると昔テレビで見た怪獣に似ていると思ってしまいます(^^ゞ。いましたよね?
怪獣を連想させる大きなほうが実はメスなんです。右の小さなほうがオス。かなり体型に差があります。メスはお腹が膨らんでいますね。卵かな?
このビシャモンエビやムチカラマツエビ、それにムチカラマツエビと同じ場所いいるイソバナカクレエビって宿主のムチカラマツに擬態しているのでしょうか。甲殻類には擬態が上手なものがたくさんいます。
体に海面をたくさんつけて岩肌にどうかしているのはモクズショイです。
そしてこのイソコンペイトウガニもトゲトサカにうまく擬態しています。どこにカニがいるのかわかりますか?
このベニカエルアンコウも擬態しているのかな?あまりにも汚れて本当によく見ないと岩と間違えてしまいます。
今日はちょっとだけウミウシも探してみました。
雲見の常連さん、センテンイロウミウシです。最近大きめのサイズをよく見かけるようになりました。
こちらはゲストが見つけたコールマンウミウシです。4cmくらいの結構大きなサイズの子でしたよ。
そしてちょっとレアなヤマブキウミウシもいました。私は雲見で見るのは初めてかも。暫くいて欲しいですね。
他にも人気者はたくさんいます。
ハナタツは皮弁の長い個体(下写真)とオレンジ色の個体もいました。
愛嬌のある顔で大人気のギンポの仲間はアライソコケギンポ、トウシマコケギンポ、マツバギンポ(下写真)が見られました。このマツバギンポは落ち着きなくピストン運動を繰り返していました。初めて見る動きです。近くに別のマツバギンポがいたからその子に何かをアピールしていたのかな?面白い動きでした。
そして透明感のある体のガラスハゼも同じムチカラマツにペアでいました。しばらくしたら産み付けられた卵が見られるかもしれませんね。
まだ濁りがとれないのでどうしても写真がマクロ主体となってしまいますけど、いつもどおり濃い魚影でしたよ。
今見逃せないキンメモドキはやっぱり大人気です。よく見るとキンメモドキも体が透けているんですよ。
他にもイサキとかマアジ、ムツ、クロホシイシモチ、ネンブツダイ、スズメダイ、キンギョハナダイ、ソラスズメダイ、メジナ、ニシキベラなどとにかく沢山いるんです。
その中でもニシキベラは何十匹もの塊が産卵・放精を繰り返していましたよ。いつもより数が多い塊でしたから迫力満点でした。
クエやホシエイなど大型の魚もいて見どころいっぱいの雲見でした。
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