探せばいっぱい見つかりますね|雲見

東京にビジネスショーを見に行ったり、西風で雲見がクローズになっていたりで1週間ぶりのダイビングとなりました。
昨夜強く吹いた西風でうねりが心配だったのですが、うねりはほとんど無く穏やかな雲見でした。

■ 天気   曇り
■ 気温   10℃
■ 水温   16℃
■ 透明度  15m
■ 透視度  12m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目は雲見の地形も生物も楽しめる美味しいコース「スタンダードコース」へ。
島前で潜降していつもは水路に入っていくのですが、今日はちょっと寄り道して水路前で探しものです。目標はムラサキゴカクガニ
探すのに手こずるかなと思っていたのですが、難なく1発で発見。ムラサキウニを失礼してひっくり返したら隠れていました。

探しものが終わったら水路を通ってHの穴へ。Hの穴の中にはツマグロハタンポがいっぱい詰まっていました。

その中をかき分けて穴を抜けたら今度はクロホシイシモチの群れが待っていました。相変わらず魚影は濃いです。
-24mのアーチに向かう途中の岩陰に1m超のクエが隠れていた。あんなに大きな体なのに岩の影にいると本当に目立たないんですよね。うまく隠れています。

-24mのアーチ、たて穴と抜けて行って水路に入っていけば水面近くにメジナがいっぱい。その横にはアオリイカがフワフワと浮いていました。
ブイに戻って安全停止をしようと思ったらソウシハギがいたのですが、もうしっぽがボロボロになって弱っていました。水温が下がってきたのでかなり辛そうでした。頑張れ!!

2本目は小牛の横から島裏方面で小物探しをしてきました。
最初のお目当てはヨコシマエビです。岩の亀裂を探してみたら・・・、今度も簡単に見つかりました。今日はついているかも。

島裏から水路下の洞窟に移動したらウミウシ探しです。アオウミウシとかウスイロウミウシはたくさん目に入っています。
これは名前のないウミウシ、ドーリス科の一種です。でも通称はオセロウミウシ。この通称は結構有名ですね。

こちらはニシキウミウシの幼体です。昔フルーツポンチウミウシと呼ばれていたものです。

水路下の洞窟から島裏にでて見つけたハクセンミノウミウシのペアです。最初は離れていたのですがあっという間に近づいて行きました。これから交接するんでしょうね。

3本目島裏を念入りに探してきました。
まずはホシアカリミノウミウシです。潜る前に沢山いたよと聞いていたのですが、本当にいっぱい。ざっと数えても10匹は下りませんでした。
でもこのウミウシはウミウシって教えてもらわないとゴミと間違えてしまいそうなんですよ。

これはこのところずっと探していたクロモウミウシです。やっと見つけることが出来ました。

きれいなマダライロウミウシもいました。

極小サイズのアカボシウミウシです。

この他にもキカモヨウウミウシ、センテンイロウミウシ、ジュッテンイロウミウシ、アオウミウシ属の一種、シラユキモドキなど、そうそうハナタツもいましたよ。

暫く西風が吹いて海の中が心配でしたが、透明度も15mとそこそこ見えていましたし、水温も16度をキープ。
この海ならワイドもマクロも、地形も群れも楽しめますね。

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