雨は止んだもののどんよりとした雲が多めの空模様でした。
時々出てくる太陽が嬉しく感じます。
風向きは東寄りですから波はないものの、昨日からのうねりが今日も残っていました。
幸いうねりに力がなかったから良かったです。
■ 天気 ： 曇り時々晴れ
■ 気温 ： 14.4℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温 ： 16.5～17℃
■ 透明度 ： 15～18ｍ
■ 透視度 ： 13～15ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 大牛の洞窟
2本目 小牛横 ⇒ 小牛前 ⇒ ブイ
今日も貸し切りの雲見でじっくりとフォトダイブを楽しんでもらいました。
ゲストさんは先日知り合いの方に教わったちょっとアートな写真を撮りたくて、一つの被写体に5分以上時間をかけて試行錯誤していました。
どんな撮り方かは内緒
その写真がどんなのかというと…
これはミアミラウミウシです。
普通に写真を撮ったらこんな感じですよね。
それがこんな感じになるんです。
なかなか思うように撮れなかったみたいで試行錯誤を繰り返していました。
ライトにカラーフィルターをつけたり、特殊なライトを当てているんではないんですよ。
今日で2日目なのでカメラのセッティングとか光の当て方とかいろいろと課題が見つかったようです。
経験を積んで思うような写真が撮れると良いですね。
ゲストさんが試行錯誤して粘っている間に私は近くで被写体探し。
びっくりしたのはキツネベラの幼魚がいた事。
この時期に季節来遊魚！それも幼魚！！
やっぱり今年は水温が高いんですね。
ミノカサゴの幼魚です。
これは昨年からいたのが大きくなった子かな？
ネッタイミノカサゴの幼魚かなと思ったんですけど、調べてみたらミズヒキミノカサゴのようです。
ミカヅキツバメウオの若魚にも出会いました。
帰国してからいるのは聞いていましたけどこの子に合うのは初めてです。
ヒレが傷んでいてちょっと可愛そうでした。
オルトマンワラエビです。
雲見ではポピュラーな生き物。
でも隠れた人気者です。
スケスケのガラスハゼもいましたよ。
ウミウシはゲストさんが見たかったクロスジリュウグウウミウシ属の1種に始まり
ハナオトメウミウシのペアとか
クラサキウミウシもペア。
ちっちゃなシロタスキウミウシに
ヒロウミウシもちびっこ。
雲見ではレアなホムライロウミウシと
ヨセナミウミウシもチェックしてきましたよ。
それから昨日ストーカーされたコブダイですけど、今日は2ダイブとも別の子に付きまとわれました。
この子はとにかく人懐っこくておでこのコブを触れるくらい近づいてきました。
こっちは一回り大きなコブダイでしたが、写真を撮るのに夢中になったダイバーに相手にしてもらえず、暇を持て余したのか近くにいたユビノウハナガサウミウシをパクッ！！
すぐに吐き出していましたけど、ウミウシは無事で何より。
ビックリしたなぁー
今日ものんびりと潜っていろいろな生き物に会えて楽しかったです。
明日は海況が良ければダンゴウオを見に行ってきます。
天使の輪を持った子が見つかるか、乞うご期待
写真提供は、Junさんです。ありがとうございました。
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