きれい&穏やかな海で言うことなし!|雲見

12月になりましたがお日様が顔を出すと気分が明るくなります。
そして昨日の西風が嘘のように収まって今日の雲見はベタ凪です(^^)v

■ 天気 晴れのち曇り
■ 気温 10℃
■ 水温 18.5℃
■ 透明度 15~18m
■ 透視度 12~15m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 スタンダードコース

今日のお客様は数年ぶりのドライスーツですって。はい、お任せください(^^)
スタンダードコースはアップダウンがあるのでベテランさんのドライスーツのリフレッシュに持って来いです。
それに地形も生物も楽しめますからね。

水路に入ったところのオビテンスモドキサキシマミノウミウシを矢継ぎ早に紹介してからいよいよ地形巡りへ。
水が綺麗なので穴に入ってくる光がとっても素敵です。

-24mのアーチを通ろうとしたら岩陰にクエが!!1mを超える大きなやつです。
そんな大きなクエが小さなホンソメワケベラに気持ちよさそうにクリーニングをしてもらっていました。
クエ

ダイバーを威嚇しているのはトラウツボです。ウツボの中でも男前(?)で人気のあるやつです。顔をよく見たらクリクリの真っ黒い目が可愛らしいんです。
トラウツボ

たて穴を通って水路下の洞窟へ。毎回紹介しますがここは私が好きな地形の一つ。とても雲見らしい光景だと思うんです。
水路下の洞窟

さて、ドライリフレッシュはというと、ドライの空気を抜くときの腕の角度をちょっと修正したらOKでした。
さすがベテランさん、体が覚えているんですね。

2本目 大牛の洞窟 ⇒ グンカン

2本目はカエルアンコウ&ウミウシリクエストで大牛の洞窟へ。
今大牛の洞窟には3種類のカエルアンコウがいます。クマドリカエルアンコウ・イロカエルアンコウ(下写真)・ベニカエルアンコウです。
ベニカエルアンコウはよく動き回っているので今日は見つけることができませんでしたが、知り合いのガイドさんは見たとのこと。まだいることがわかっただけでも安心です。
イロカエルアンコウ

大牛の洞窟にはウミウシがいっぱいいます。極小ウミウシは要らないというので1cm以上のものをご紹介です。
最初はぎりぎりの大きさですがマダライロウミウシです。今日はちゃんと見つけましたよ。
マダライロウミウシ

キャラメルウミウシもギリギリかな。
キャラメルウミウシ

イガグリウミウシのそばにいるのはシロウミウシですね。
イガグリウミウシ

そして今日見つけた初めて見たウミウシです。もちろん名前はわかりませんでしたがお店に帰って調べてみたら「イバラウミウシ属の一種」というまだ学名も和名も付いていないウミウシのようでした。
イバラウミウシ属の一種

他にもアオウミウシ、ヒュプセロドーリス・クラカトア、サラサウミウシ、フリエリイボウミウシなど。小さすぎてお客様には紹介しませんでしたがコトヒメウミウシセンテンイロウミウシなどもいましたよ。

3本目 小牛横 ⇒ ブイ

最初に見に行ったのはマツカサウオの幼魚です。成魚に比べて黒い線が太く黄色もとても鮮やかで黄金色に見えるので大好きな幼魚です。
マツカサウオの幼魚

同じ亀裂にはだいぶ大きく成長したコロダイの若魚も居着いています。
シテンヤッコの幼魚は今日も定位置に。水温がちょっと下がってきましたがまだ元気に泳いでいました。近くには同じく真っ黄色のコガネスズメダイの幼魚もいました。
シテンヤッコの幼魚

ムレハタタテダイはちょっと数が増えた気がしますが、気のせいかな?その群れの中に見慣れない魚がいます。(写真丸の中)クロホシフエダイです。これも季節来遊魚ですね。
ムレハタタテダイ

ニコッと笑ったように見える顔が愛らしいテンクロスジギンポです。やっぱりギンポの仲間は穴から顔を出しているのが可愛らしいですね。
テンクロスジギンポ

ペアで並んでいるのがトラフケボリです。
トラフケボリ

他にはアライソコケギンポとかイソバナカクレエビマダイとかをお見せして最後にハタタテハゼと思ったのですが、見せようとした時に他のダイバーが真上を通ってしまい巣穴に隠れちゃいました(T_T)残念!!!

12月に入っても季節来遊魚は元気に泳いでいますし、ウミウシなどは数も種類も増えてきました。
水温も18度台後半をキープしています。
今ならご自分のペースで潜られますのでゆっくりと潜りたい人は今がチャンスですよ。

写真提供は、Shoichiさんです。ありがとうございました。

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ドライスーツを初めて使う方に無料でドライ講習を行なっています。
寒がりな方や興味がある方は一度ご連絡をください!!

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