うねりと東の風でたくさんのダイバーが田子に大集合!|田子

今日も朝からいい天気。でも海には大きなうねりが押し寄せてきていました。
そんな時は田子の湾内。奥深い田子の湾内は透明度が悪かったもののうねりは弱く、東風で伊豆半島東側のダイビングポイントも海況が悪かったらしくたくさんのダイバーが潜りに来ていました。

■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 23℃
■ 水温 : 22.5℃
■ 透明度 : 5~7m
■ 透視度 : 5~6m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 白崎 (4番ブイ ⇒ 2番ブイ)

2本目 弁天島

3本目 白崎 (1番ブイ)

4本目 白崎 (1番ブイ ⇒ 2番ブイ) 

今日も昨日に引き続きスキルアップトレーニングのゲストに、雲見じゃなくても濁っていてもいいから潜りたいという猛者が加わって田子に行ってきました。
本当にありがたいものです。

今日の田子は無理をすれば外洋にも行けないことはないという海況ですけど、無理をしていく必要もないと思って湾内で辛抱です。
透明度も良くなかったのでマクロメインになっちゃいます。
中層にはスズメダイが群れていたりエダサンゴの上にはソラスズメダイが群れていたりするのですけど、素敵に見えないんですよね。

それで何かいないかなと探していてふと見たところに何か動く影が・・・
そこでよく見てみたらアカスジカクレエビがたくさん隠れていました。
下の写真にたくさん写っているのですけどわかりますか?
写真をクリックして大きくして探してみてください。
アカスジカクレエビ

それからイソバナカクレエビもいたのですけど、雲見で見かける個体と色が違います。
雲見で見かける個体は宿主の赤いヤギと同じような濃いワインレッドをしていますけど、この個体はオレンジ色。
宿主によって色が変わるんでしょうね。
イソバナカクレエビ1

この子も雲見とちょっとカラーリングが違います。イガグリウミウシですけど、雲見で見るものは突起が先端まで真っ白。
田子のイガグリウミウシは先端がピンク色のものが多く見られます。
イガグリウミウシ

ベニキヌヅツミは雲見と一緒ですよ。
ベニキヌヅツミ

この時期の田子には毎年たくさんの季節来遊魚がやって来ます。
下の写真のトゲチョウチョウウオの幼魚を始めとして、トノサマダイとかヤリカタギとかチョウチョウウオの仲間の幼魚達がたくさんエダサンゴの間に隠れていました。
トゲチョウチョウウオ

このアジアコショウダイはゲストが見つけてくれたものです。ありがとうございました。
アジアコショウダイ

オオアカヒトデにはヒトデヤドリエビがたくさん隠れていました。ざっと数えて6個体!
よくよく観察するとちょっとずつ色合いが違っていて楽しかったです。
ヒトデヤドリエビ

それからこの子はアオサハギですね。とっても可愛らしくて私も大好き。
アオサハギ

そして田子といえばやっぱりエダサンゴ(ヒメエダミドリイシ)の群生です。
濁っていて遠くまで見渡せなかったですけど、それでもこんなにきれいに見えていましたよ。
ヒメエダミドリイシ

明日は台風が接近してきますので、ダイビングはキャンセルしていただきました。
残念ですけどお許し下さいね。

写真提供は、Masamiさんです。ありがとうございました。

 

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