黒クマが登場！｜雲見《2023.03.25》

今日は一日中シトシトと雨が降り続きました。
肌寒くはないけどどんよりした雰囲気でしたね。
風は東寄りでしたけど昨日のうねりが少しだけ残ったかな。
でもダイビングにはほとんど影響はなかったです。

■ 天　気　：　雨
■ 気　温　：　19.4℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水　温　：　17～17.5℃
■ 透視度　：　7～8ｍ

1本目　-24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー
2本目　三競

今日エントリーしたら潮色が今までと違うぞ。
ちょっとどんよりしていました。
ちょっと緑がかっていて春濁りが始まったのかな？

今日のゲストさん達のリクエストを聞いたらワイドもマクロも全部ーって。
そして先日見つかった黒バージョンのクマドリカエルアンコウが見たいって。
なので早速見に行ってきました。
教えてもらった場所に行けば黒い影。
ヤツでしたー！
お腹パンパンで食後だったみたいです。
ただでさえレアなのに越冬して3月下旬に見られるなんてスゴイですね。

この子の側には白バージョンのクマドリカエルアンコウもいるんですよ。
数m離れた位で白・黒両方のクマドリカエルアンコウが見られるってちょっと贅沢ですよね。

それから今日はちびっこのベニカエルアンコウも見ることができました。
可愛かったですよ。

どんよりしていても光を当てたら鮮やかな世界が広がります。
-24mのアーチにはソフトコーラルがいっぱい。

Hの穴付近にはキンメモドキなどの群れで溢れかえっています。

みんな見とれてしまいます。

穴巡りをしていたら大きなイセエビを発見。
市場に出たらおいくらなんだろうと下世話な考えがよぎります🤣

最近ペアでうろついているテングダイにも出会えました。

一方ゲストさんは独特なフォルムとカラーのノコギリヨウジの写真を撮ったり
最近めっきり数が減ってしまったアライソコケギンポを見つけたりしていました。

可愛いサイズのオキナワベニハゼもいましたよ。

さて、この時期のマクロと言えばウミウシのリクエストが多くなります。
これはムラサキミノウミウシです。
3匹固まっていて卵塊も見られます。

春のウミウシ、サクラミノウミウシの数が増えてきています。

アカエラミノウミウシは大小様々なサイズがいました。
この子はその中で一番大きかった子です。

ミスガイです。
青い縁取りがとっても綺麗です。
つぶらな瞳も見えました。

メデューサみたいなサガミミノウミウシ。

これは？？？
触覚の特徴からムツイバラウミウシだと思われます。

オオムギミノウミウシです。

コイボウミウシに気になる穴が！
ゲストさんが気になってアップで撮っていました。
これは肛門なんですよ。

ヒロウミウシが移動中でした。
二次鰓もはっきりと確認できますね。

産卵中のスミゾメミノウミウシ。
体色に似合わずピンクの可愛い色の卵塊なんです。

他には交接中のミツイラメリウミウシとか

丸まったヨゾラミドリガイなどなどを見てきました。

潮色は気になりましたが、相変わらずキンメモドキの群れは見ごたえあるし、マクロ生物はたくさんいますよ。
ワイド派さんもマクロ派さんも雲見に集合です。

写真提供は、Satoshiさん、Tomomiさん、Ayaちゃん、Hitomiちゃんです。ありがとうございました。

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