今日は一日中どんよりとした曇り空。
午前中にちょっとだけ顔を出した太陽がありがたかったです。
富士山は朝のうちだけ見えていましたよ。
海は台風が接近してきているとは思えないくらいの穏やかさでした。
■ 天 気 ： 曇り
■ 気 温 ： 26.7℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 ： 27.5℃
■ 透視度 ： 12～15ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 島前 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー
2本目 小牛前 ⇒ 小牛横砂地 ⇒ 小牛横
3本目 黒崎 (先端 ⇒ 浅根)
4本目 三競 (1の穴 ⇒ 4の穴)
今日は初雲見のゲストさんとマンツーマン。
あまりに雲見が楽しすぎて4ダイブしちゃいました。
昨日よりも潮色が若干アップした雲見は地形がより楽しく感じます。
クレバス下は青の世界。
三角穴下のスポットライトを浴びて
クランクや
たて穴も光の当て方で雰囲気がありますよね。
三競の2の穴や
3の穴ではダイバーのシルエットが素敵に映えます。
黒崎の浅根はサンゴが生き生きしています。
Hの穴ではクロホシイシモチの群れに感動です。
群れの様子をカメラに収めるゲストさん。
魚の群れはここばかりでなくてあちこちで見られるんですよ。
スズメダイは流れに乗って気持ちよさそうに泳いでいて
キンギョハナダイはソフトコーラルとコラボ。
イッセンタカサゴも元気に泳ぎ回っていました。
見どころは地形や群ればかりではありませんよ。
被写体もいっぱいで飽きないんですよ。
今日はのそのそと動いていたオオモンカエルアンコウに遭遇できました。
愛嬌たっぷりのサザナミフグにも出会えました。
雲見ではお馴染みのイタチウオはクリクリとした目が超かわいいです。
サンゴの中に隠れていたセダカギンポ。
スジタテガミカエルウオも見つけたんですけどうまく写真が撮れなくて残念。
ミナミギンポは安定の笑顔。
ヨゴレヘビギンポのオスとメスが微妙な距離を保っていて、時々オスがメスに近づいていっていました。
恋の季節なのかな？
通称『ハゼ場』と呼ばれているエリアには本当に共生ハゼがいっぱい。
ヒレナガネジリンボウは大小点在していて
ネジリンボウはペアでいました。(1匹隠れちゃいましたけど…)
ミナミダテハゼもあちこちにいますよ。
ヤシャハゼは元気にホバリングしていましたし
ヤノダテハゼも2匹確認できました。
砂地じゃないけどオキナワベニハゼもいましたよ。
サクラテンジクダイもいっぱい見てきたんですけど、その中に口内保育をしているオスがいました。
産卵の時期はもう終えていたので時期外れの口内保育にビックリです。
最後は甲殻類。
ウミウシカクレエビを見つけたんですけど、ウミウサギの上に乗っていたんです。
だからなのか普通のウミウシカクレエビと色が違って、黒っぽい個体でした。
海外で黒いナマコに乗っている黒いウミウシカクレエビを見たことはありましたけど、伊豆で見るの初めてです。
ウツボをクリーニングしていたクリアクリーナーシュリンプもいました。
写真でもわかりにくくてごめんなさい。
そしてイソコンペイトウガニ。
これは写真ではわかりやすいんですけど、肉眼じゃわかりづらいんですよね。
いっぱい潜っていっぱい写真を撮ってきました。
ゲストさんもお腹いっぱい雲見を満喫できて大満足だそうです。
また遊びに来てくださいね。
明日は台風(温帯低気圧)の接近で雲見のクローズが決定しました。
早い回復を祈るばかりです。
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