雲見がクローズで田子へ|田子

戦後最大級の台風15号のうねりはとうとう雲見をクローズにしてしまいました(T_T)
自然には逆らえず今日は田子に行って来ました。

■ 天気 晴れ
■ 気温 31℃
■ 水温 25~26℃
■ 透明度 10m
■ 透視度 8m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 弁天島

さて、最初は期間限定外洋ポイントの田子島に行こうと思ったのですが、田子島が見えてきたらうねりでザブンザブン白波が立っていました。それで船の上でポイントを変更して弁天島に行ってきました。
外洋のうねりを見ていたせいか、水中でそれ程うねりを強く感じませんでした。朝一なので透明度もまずまず。これなら生物探しも苦戦しなくて済みそうです。

徐々に深度を深めてよく生物を探す岩に行ったところ、先客がいたのでその近くの根に。そこでオルトマンワラエビシロタスキウミウシを紹介しているうちにその先客もいなくなったので目的の根に。
ウミウシでもいないかなと探していたらジュズエダカリナの根元にオオモンカエルアンコウを発見。あれだけ雲見でカエルアンコウを探しても見つからないのにまさか田子で見つけるとは・・・。
オオモンカエルアンコウ

そしてこれはお客さんが見つけたニシキウミウシです。昔で言うフタイロニシキウミウシのカラーバージョンから成体にかわる途中の色をしていますね。
ニシキウミウシ

砂地にうまく隠れているワニゴチです。この子は何だか間の抜けた顔に見えて笑ってしまいそうです。
ワニゴチ

こちらはゲストの目を引いたハナハゼです。優雅な姿をしていますよね。
ハナハゼ

その他見たのは、タキゲンロクダイの幼魚・ツノハタタテダイの幼魚といった季節来遊魚やコケギンポナマコマルガザミ、コケギンポなどでした。

2本目 白崎(1番ブイ ⇒ 2番ブイ)

次はマクロ生物探しでと話して始まった2本目。ウミウシでもいないかなと目をマクロにしているときに目に入ってきた巨大なヒラメ。7~80cm位あったでしょうか。見つけたときはあまりの大きさにちょっと慌ててしまいました(^^ゞ
ヒラメ

オオアカヒトデに隠れていたのはヒトデヤドリエビです。3匹いたのですが、1匹は素早く隠れて写真にとれたのは2匹だけでした。でも色合いが違う2匹が撮れたのはラッキーです。
ヒトデヤドリエビ

被写体として人気者のミノカサゴです。ゆっくりと近づけば逃げることもありませんし、回りこんで希望の角度で撮ることもできます。今日の1枚は真横からのショットです。
ミノカサゴ

今年初めて見たコブダイの幼魚です。毎年この時期同じような場所で見かけますが、どうしてなんでしょうね?
コブダイの幼魚

ヒメエダミドリイシ(エダサンゴ)の上にはソラスズメダイがいっぱい泳いでいます。この時期のソラスズメダイは幼魚も多いので青が鮮やかできれいですよ。
ソラスズメダイ

またヒメエダミドリイシの中にはトノサマダイトゲチョウチョウウオの幼魚もたくさん入っていました。よく探せばいろんな種類のチョウチョウウオの仲間が見つかるんでしょうね。

明日もうねりは続くと思われます。少しでも弱まって雲見がオープンするのを祈るばかりです。

写真提供はKojiさん、Yasunoriさんです。ありがとうございました。

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