2011年4月16日が当店のグランドオープン。ということは今日で満6周年です。
去年5周年を盛大にお祝いしたので、今年は特にイベントを予定していなかったんですけどオープン日を覚えてくださっていたゲストご夫婦がお祝いしに遊びに来てくれました。
ありがとうございます!!
何も予定はしていませんでしたが、改めてお祝いしてもらうとやっぱり嬉しですね。
今後とも宜しくお願いします。
■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 22.2℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水温 : 15.5~16℃
■ 透明度 : 7~8m
■ 透視度 : 6~7m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ たて穴 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ ブルーコーナー
2本目 大牛の洞窟横 ⇒ 大牛の洞窟 ⇒ 大牛裏
今日お祝いに駆けつけてくださったご夫婦のリクエストはウミウシで、中でもずっと見たがっていたのがゴマフビロードウミウシ。
過去数度に渡ってリクエストをもらっていたのですけど、毎回撃沈・・・
でも、今日やっとお見せすることができました。
お祝いに対して私からのお返しです(笑)
それからもう一つ見たがっていたのが通称パンダホヤと呼ばれているホヤの仲間(ツツボヤの1種)。
数は多くないですが、雲見でも容易に見ることができます。
今まで何度も雲見で潜っていたのですが、雲見にパンダホヤがあるのを知らなかったんですって。
ほら、正面から見たらパンダの顔に見えるでしょ?
さて、肝心のウミウシ探しですけど、マリンダイビングフェアなどで雲見に潜るのが2週間ぶりとなったので、過去のデータをかなぐり捨てて新たに探してみました。
今日居場所を知っていて見たのはこのラベンダーウミウシだけ。
あとは探しながら潜っていきました。
この子はテントウウミウシ。
テントウウミウシの写真を撮ると高確率で一緒に写ることが多いのが右の小さなミドリアマモウミウシです。
この子もテントウウミウシですけど、ミノウミウシみたいに突起が見えるのはなかなか見ることができません。
コガネマツカサウミウシですね。左端にも1匹写っていて、真ん中の白いのが卵塊です。
恐らくこの2匹が交接して産卵したものと思うんですけど、この小さな体からこれだけの卵が生まれるって・・・・
どうやって体の中に入っていたんでしょう???
このスミゾメミノウミウシも産卵をしていました。
ピンク色のものが卵塊です。
こちらはきれいな色をしています。
4匹集まっていたムラサキウミコチョウです。
交接のためとは言えこの広い海の片隅に4匹集まるって神秘的ですよね。
ユビワミノウミウシですね。この近くにあと3匹いました。
こちらも子孫を残すためにやってきたんです。
背中に傘を持つ面白いウミウシ、ジンガサヒトエガイ属の一種がいました!
カイメンの中にいて傘だけを見せているのは時々見かけますが、触覚を出して全身を見られるのは移動中の時だけなので貴重な一瞬です。
立派なサイズのものがあちこちで見られるサクラミノウミウシです。
南方系のフチベニイロウミウシを見つけました。
透明感のある透けた白にオレンジ色の縁取りが鮮やかです。
この子はアカエラミノウミウシの子供です。
人が感じるほどでもない微弱なうねりにもミノを左右に揺らされて移動していました。
ウミウシ以外ではベニカエルアンコウが2匹いました。
この子は前からいた子。でも場所を移動するので毎回探すのに苦戦しています。
この子は昨日見つかった子で、サイズも大きめなので見つけやすいですよ。
カイメンの中に隠れていたのはトウヨウコシオリエビですね。
逃げ場を失って困った感じでした。驚かせてごめんね。
これはセロガタケボリかな。
ウミウサギという貝の仲間です。
次の宿主を求めて移動中なんでしょうね。
本当に今日はお祝いしてもらえて嬉しかったし、念願のゴマフビロードウミウシを見てもらえて更に嬉しかったです♪
これからも皆さんのご期待に添えるようなガイドを目指して精進していきますので、今後ともアクアティークを宜しくお願い致します。
写真提供は、Satoshiさん、Tomomiさんです。ありがとうございました。
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