フィリピンツアーから帰ってきて最初の雲見。
水温が10度以上低い海に耐えられるかちょっと不安でしたが・・・
■ 天気 雨
■ 気温 15℃
■ 水温 16.5~17℃
■ 透明度 15~18m
■ 透視度 15m
(写真はクリックすると拡大します。)
午後から南西の風が強く吹いてくる予報でしたので朝一番に大牛の洞窟へ行ってきました。大牛の洞窟から-16mのアーチを経由してブイまで戻るコースです。
今大牛の洞窟はマクロ天国です。ウミウシに甲殻類など探せば探すだけ見つかります。
まずは見つけたウミウシを幾つか紹介しましょう。
オセロウミウシです。
センテンイロウミウシは大小あわせて4個体いました。
同じ場所に居続けているジュッテンイロウミウシはかなり成長して写真にも撮りやすいサイズになって来ました。
大牛の洞窟の奥にいるサクラテンジクダイは今年は数が多いですね。まだ小さな個体がほとんどですけど。
ボウズコウイカはペアで泳いでいました。写真はその片方です。
他にはサガミリュウグウウミウシ・シラユキモドキ・イガグリウミウシ・ニシキウミウシ・アオウミウシ・シロウミウシ・ウスイロウミウシ・サラサウミウシ・ヒメセミエビ・オルトマンワラエビ・クリアクリーナーシュリンプ・スベスベマンジュウガニ等など被写体に事欠きませんでした。
壁から目を離せば、大牛の裏側にはキビナゴが群れていたり、小型のコブダイが泳いでいたりと賑やかでしたよ。
2本目は最近見つかったオオウミウマを見るために島裏から降りて小牛を回ってブイまで泳いできました。
まずは小牛の洞窟の入口付近を探すと最初に見つかったのがニシキウミウシの幼体です。
その近くにはスミゾメミノウミウシ。まだまだ小さな個体でした。
このヒョウモンダコは見つけた時にカサゴの仲間を捉えていたのですが、ダイバーに驚いたのか獲物を逃してしまいました。悪いことをしたかな。
そしてお目当てのオオウミウマです。まだ子供で5cm位の個体です。大きくなったところを見てみたいですね。
そしてフォトジェニックなトラフケボリ。
他にはクマノミ・マダイ・アミメハギ・メジナの群れ・スズメダイの群れ・アカホシカクレエビ・ナカザワイソバナガニなどがいました。
3本目にも行ってきました。-24mのアーチ~ブイに戻るコースです。
今日の-24mのアーチにはテングダイもクエも留守でした。何だか寂しい気がします。
Hの穴の中も魚が少なくてガランとした感じ。こちらも寂しいですが、魚が少ない分だけ光が映えて綺麗に見えます。
ホソフサコケムシにしがみついて食べているサガミリュウグウウミウシの子供です。
オトメウミウシは数が増えてきました。
このリュウモンイロウミウシもカイメンに頭を突っ込んで食事中です。
いつも愛嬌のある顔でダイバーに人気のアライソコケギンポです。目上皮弁が見事ですね。
心配していた風も一時強く吹いただけでそんなに海も荒れずにすみました。
ちょっとうねりが入って来ましたが、明日も海は大丈夫でしょう。
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