小春日和となった今日は海は穏やかです。
頭に雪を冠った富士山が見えるのですけど、今日の富士山は山の向こうに頭だけ・・・
はい、今日は黄金崎ビーチにおじゃましました。
■ 天気 晴れ
■ 気温 15℃
■ 水温 17～18℃
■ 透明度 15～17ｍ
■ 透視度 12～15ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -19mケーソン付近
2本目 4連ケーソン～-16ｍケーソン
海は穏やかでもちろん雲見はオープンしていたのですけど、じっくりとフォトダイビングを楽しみたくて今日は黄金崎ビーチに行ってきました。
雲見でもフォトダイビングはできますけど、ここの場合は着底して写真を撮ることができるのでカメラを固定しやすいため落ち着いて写真と撮りたいときに最適なんです。
それに雲見で見かけない生き物たちも沢山いましたのでとっても新鮮でした。
黄金崎ビーチといえばやっぱりネジリンボウの仲間ですかね。今日はヒレナガネジリンボウを2匹見ることができました。
水温が低くなってきたのでホバリングまではしていませんでしたけど、結構近くまで寄って写真を撮ることが出来ました。
ホタテツノハゼ属の一種もいました。前に見たのと同じ個体なのかな？結構大きくなっていてちょっとビックリ。写真は・・・
ちゃんと撮る前に引っ込んでしまいました(^^ゞ
それからアナモリチュウコシオリエビです。行く度に棲み家となる穴を変えていますね。警戒心が強いので穴に引っ込めないようにしてください。
それから人気の季節来遊魚のニシキフウライウオも再登場です。雲見では1度だけ、しかも台風ですぐにいなくなってしまったので羨ましいですね。
ニシキフウライウオの仲間のカミソリウオもいましたよ。
キンギョハナダイに混ざって泳いでいた見かけない魚はウメイロモドキの幼魚です。子供の頃って細身なんですね。
同じくキンギョハナダイと泳いでいたのがサクラダイの幼魚です。この子はなかなか穴に隠れないのでとってもありがたいです。
季節来遊魚といえばこのヨスジフエダイもそうですね。それにしてもどうしてこんなに群れているのでしょうか？こんな群れが2ヶ所あるんですよ。
まるでここで産まれたみたいに沢山います。普通なら単体でしか見かけませんよ！
そして珍しいところでは通称『パクパク』ことホオジロゴマウミヘビです。この子も警戒心がとっても強くて近づいたり強い光を当てるとすぐに砂に潜って隠れてしまいます。
でもちょっと待っていたらまた出てくるので時間があったら粘り甲斐がある魚です。
どの位「パクパク」かというと・・・
まだまだ被写体はいっぱいいましたよ。
穴から顔を出したニラミギンポです。顔に青いラインがはっきりと出ていますね。
この子はタテガミカエルウオ。ちょっと前に雲見で見かけています。今日はちょうど石の上で休んでいたところでしたので全身を見ることができました。
ロシア帽を冠ったみたいに見えるのはカイカムリです。雲見で見かけるカイカムリはジュズエダカリナを背負っているのが多いですけど、ここではトサカの仲間をかぶっているのをよく見かけます。
それにしても重たそう・・・
それからハナタツは3個体も見ることができましたよ。
雲見でも見かけますが、このイボイソバナガニがずっと同じムチカラマツに住んでいます。
ガラスハゼは3個体確認できました。
砂地を泳いでいくとホウボウがいました。近づいていくとヒレを広げて逃げていく態勢になったのですけど、左のヒレが少しなくなっていました。何かに襲われてしまったのでしょうね。
トビエイの子供もいましたよ。子供とはいえ泳ぐ姿はとても優雅です。
他にはヒラメが砂に隠れていたり、マハタの子供が貝殻を棲家としていたり、マトウダイがいたという情報もありましたね。
最後にウミウシを幾つか紹介しますね。
まずはミスガイです。2cm弱の子供でした。エントリー口のすぐそばにいたので行き帰りに確認できますよ。
海草をよく探すとミノウミウシの仲間が見つかります。
この白いウミウシはニセハクセンミノウミウシですね。
こちらの鮮やかなのはネアカミノウミウシです。
ここでもウミウシが増えてきましたね。
まだまだ沢山見たのですけどきりがないのでこの辺で。
この時期はゲストが少ないので運が良ければマンツーマンでじっくりとフォトダイビングを楽しむことも可能です。
雲見の地形や群れ、黄金崎ビーチのマクロ生物たち。
今でしか会えない生き物たちもいますので、興味がある方は今すぐご連絡をお待ちしていま～す！！
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