台風一過で晴れたけど田子|田子《2023.06.13》

台風3号は未明に温帯低気圧に変わりましたが、その低気圧が本州沖を通過してやっぱりうねりが入ってきていました。
台風一過で天気は最高に良かったんですけどね。
うねりの影響で今日も雲見はクローズとなり、今日も田子で潜ってきました。

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 29.2℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 20~21℃
■ 透視度 : 3~5m

1本目 弁天島
2本目 白崎 (1番ブイ)

今日の1本目は弁天島に行ってきました。
「ハナゴイ」がいるよと聞いて目的地まで行ってきたのですが残念ながら見つからず。
いるのはサクラダイとかアカオビハナダイ(下写真)ばかり。

そのうちの数匹の体色がいつもと違うんですよね。
赤い帯の後ろがオレンジ色に変わっていますが、それは婚姻色なんです。

ちなみにこれがメス。
小さい時はみんなメスで群れのうちの大きな個体が性転換してオスになるんです。

そして弁天島に行って一番ビックリしたのがこの触覚が長ーいエビ。
雲見では見られていないんじゃないかな?
数十匹の群れになっていました。
基本的に生息域が40mより深くて夜に浅い所に上がってくる事があるエビでオキノスジエビと言います。
透明度が悪くて暗かったから夜と間違って上がってきたのかな?

こちらはアカホシカクレエビのメス。
お腹にいっぱい卵を抱え、頭部に次卵も持っています。

同じイソギンチャクにはオスもいました。
スケスケで背中に白い円状の模様があるのですけど、この子は2つ重なるように模様があるんですよ。
こんな個体は初めて見ました。

そしてこのキタマクラはイソギンチャクにそっと近づいて、ヒレを細かく震わせてアカホシカクレエビにアピールしていました。
クリーニングして欲しかったんですね。

ゴロタの上にでっかーいヒラメが鎮座していました。
近づいても逃げる素振りさえ見せない貫禄十分のヒラメでした。

昨日アカハタが陣取っていた土管の穴に今日はチョウチョウウオが入っていました。
本当に人気のポイントですね。

オキナワベニハゼです。
臆病ですぐに穴に隠れてしまうからそっと近づいてね。

普通は穴に隠れると見えないんですけど、この子が隠れた穴はすごく見やすくて中にこんな風に隠れているんですよ。

カゴカキダイの群れです。
潮色が綺麗だったら黄色が映えるんですけどね。

ここに混ざってハタタテダイもいました。

あとはハナオトメウミウシとか

ベニキヌヅツミのペアとか。
写真の上部に卵も写っていますよ。

1本目に入った弁天島、結構楽しかったなぁ。
また行きたいけど明日は雲見の予定です。
地形めぐりしてこようかな。


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