暑い日が続いていますね。
松崎町は今日も夏日となりました。
海も穏やかで夏本番です。
今日は黄金崎ビーチで行われた西伊豆ダイバーズ協議会主催の緊急対処訓練に参加してきました。
これは年に1度、西伊豆ダイバーズ協議会に加盟しているダイビングショップを中心に集まり、事故が発生したことを想定してその対処方法を勉強・確認している訓練です。
今日は雲見からアイダイブ・海冒主・アクアティークを始め西伊豆各地のショップ・サービスが8店舗参加しました。
また、海上保安庁や警察、西伊豆役場の方も参加してくださいました。
まずは参加者ミーティング。
その後は実際に事故者が発生して、水面曳航、引き上げ、CPR等の流れに沿ってシミュレーションを行いました。
救急には実際に119番に電話して消防署とのやり取りを行うこともできました。
私は水面曳航のサポートや陸上への引き上げといった役割を担当しましたが、その間海に入ったりしていたので写真はありません。
その後は事故者がドライスーツを来ていた時、意識がなければAEDを装着するにはドライスーツを脱がさなければいけませんが、普通に首を脱がせて手首から手を抜いて・・・なんてことは緊急性や事故者を激しく動かしてはいけないことを鑑みればやっていられませんから、最悪ドライスーツを切らなければいけないんです。
でも実際にどのように切れば効率よく切れるかなんてやったことはありませんでした。
今日は黄金ダイブセンターが使わなくなったドライスーツを提供してくれて実際に切ってみることができたんです。
まずはAEDを使用するための分を開放する。
その後は救急に引き渡すためにドライスーツを脱がせるまで切る。
私もハサミを入れさせてもらいましたが、ちゃんとしたハサミを使えば膝パッドやブーツも意外と簡単に切れるということが実感できました。
この後意見交換会をやって貴重な議論を交わしました。
この後は、一旦解散して、残った黄金ダイブセンターのスタッフとアイダイブの金子さんと私でCPR・酸素投与の訓練をしました。
CPRの人形を3台用意して、一連の流れと胸骨圧迫と空気の吹込みを練習。
酸素投与もシリコンマスクを使った呼吸がない人への方法、呼吸が弱い人へのリザーバーバッグ付きマスクを使った方法、しっかりとした呼吸ができる人へのデマンドバルブ付きマスクを使った方法といった一般的な方法の他にも、アンビューバッグを使った口での吹込みが不要な方法も試すことができて、ものすごく勉強になりました。
一連の訓練を通して、知識を思い出すのにとても役立ちました。
過去に訓練をしていても、そのスキルを使わなければ忘れることもありますし、実際私は幸運なことに意識がある人への酸素投与しか実際に行ったことがないので、こういった機会にシミュレーションができることはこの上なくありがたいことでした。
こうやって訓練をすれば安全管理に対して初心に帰ることができますし、事故の怖さを改めて実感することができます。
でも、まずはこのスキルを知識だけに留めて、実際に使わなければそれが一番です。
警察にも消防にも海上保安庁にもお世話にならないのが一番ですよね。
そう改めて決心することができた一日でした。
皆さん、お疲れ様でした。
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