今日は朝からずっと雨。
ダイビングは濡れるとは言え、時折激しく降雨が恨めしく感じます。
風はないから海は穏やかでしたよ。
■ 天 気 ： 雨
■ 気 温 ： 22.2℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 ： 18.5～19℃
■ 透視度 ： 5～15ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 フト根
2本目 フト根
今日はゲストさんのリクエストで田子の外洋ポイントに行ってきました。
海が穏やかな日にしか行けませんからね。
田子のフト根は魚影が濃いので透明度が良ければ良いのですが。
ポイントに到着してボートからエントリーしたら潮が白い…。
どうやら川からの土砂が流れてきてしまったようです。
でもそれは海の表面だけで水深5mほど潜るとその白い潮はなくなり青い潮が広がっていました。
これがその潮の境目です。
上の写真にも写っていますが、浅い所には綿埃のような浮遊物がいっぱいあったのですけど、水深を落として行くにつれてそれがなくなりきれいな潮となりました。
で、今日の狙いの一つがサクラダイのオスの群れ。
水深を落として行くと突如現れる大きなナンヨウキサンゴ。
ダイバーにとって格好の目印なんですけど、小魚の絶好の隠れ場でもあります。
肝心のサクラダイのオスは群れを作っておらずせいぜいこんな感じ。
でもサクラダイのオスって綺麗ですよね。
メスはキンギョハナダイと混ざって大きな群れをなしていました。
サクラダイに混ざってレンテンヤッコもチラホラいましたよ。
こちらはスジハナダイです。
この魚も鮮やかですね。
深場から徐々に水深を上げていくと鰯の群れが登場。
ものすごい勢いで泳いでるから追撃者を期待したのですが、それは現れませんでした。
そしてキンギョハナダイなどの魚の群れが浅い所に戻ってきていました。
前回(2月)にフト根で潜った時は水温が低かったから魚の群れが深場に行ってしまって寂しい海だったんですけど、水温が上がってきて浅い所に帰ってきたようです。
まだ10m以深にほどんど群れていますけどやっぱり群れは最高。
キンギョハナダイとか
タカベや
スズメダイなどがいっぱい。
これから水温がもっと上がってくるともっと浅い所に群れて、数も多くなるから楽しみです。
スズメダイの群れをよく見たらちょっと違うスズメダイの仲間が混ざっていたんです。
これはキホシスズメダイかな？
またタカベの子供の塊はライトを当てるとキラキラ光っていました。
根回りにはすっかり大人になったコガネスズメダイとか
シラコダイや
キンチャクダイなどがいました。
それから越冬組のヘラヤガラがいたのにはちょっとビックリです。
そうそう、クダゴンベも見ることが出来ました。
背景のヤギも鮮やかでよく似合っていますね。
久しぶりの群々のフト根は楽しかったですね。
これからは回遊魚も回ってくるでしょうから期待しちゃいます。
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