今日も晴れましたね。
朝のうちはちょっと雲があったのですけどそれもすぐになくなっていい天気となりました。
海はすっかりと穏やかさを取り戻してベタ凪でした。
■ 天 気 ： 晴れ
■ 気 温 ： 20.6℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 ： 19℃
■ 透視度 ： 10～12ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
今日は黄金崎ビーチで潜ってきました。
その訳はもの凄ーく超珍しいカエルアンコウの仲間が登場したから。
そのカエルアンコウがこれ！
日本にはいない種類なので当然和名はついていませんが、英名でレンベ・フロッグフィッシュといいます。
学名はヌディアンテナリウス・サブテレス。
背びれにある眼状の模様が特徴です。
それから胸ビレの先が長い爪のようになっているんですよ。
実はこれ、以前バリのトランバンで見ているんですよ。
その時のログがこれです。
本当に超超超珍しいから見るなら今です！
さて、今日一緒に潜ったバディはこの間タコが大好きと紹介した現地のスタッフ「まっちゃん」。
相変わらずタコ愛は熱くて、この間ラブラブだったメジロダコのホラミちゃんはいなくなったんですけど、他のタコともスキンシップをしているんです。
こんなふうにスナダコと握手なんてお手の物です。
私も真似をしてみたんですよ。
最初は警戒されましたけど、暫くしたら私にも握手してくれました！
このまっちゃんが今一番手名付けているのがメジロダコの「コッタン」。
まだ駆け寄ってきてはくれませんが、握手はいとも簡単にしていましたよ。
さて、一見スナダコもメジロダコも、区別がつかないですよね。
そんな時は目の周りを見てください。
スナダコは目から4本放射状に白い線が出ていて、目の両側が黒っぽくなっているんです。
メジロダコは目の下に白い模様があります。だからメジロダコ。
目に注目です。
タコが空前のブームになっている黄金崎ビーチでは『マイたこツボプロジェクト』というイベントをやっていて、自分のタコつぼを設置することができるんです。
「糸井さんもやってー」とお願いされたので、メジロダコのコッタンの隣りにいたスナダコの隣にタコつぼを置いてきました。
気に入って引っ越ししてくれるといいなぁ。
こんな感じでタコと遊んで、超レアカエルアンコウに興奮していたらほぼそれだけで1ダイブ終わっちゃいました(笑)
これじゃまずいと2本目は色々見てきましたよ。
黄金崎ビーチと言えばネジリンボウ。
今日もこのペアは大接近させてくれました。
ヒレナガネジリンボウも元気にホバリングしていましたよ。
ちびっこイロカエルアンコウは今日も健在。
ちびっこと言ってもだいぶ大きくなってきましたよ。
そしてよく目立つオオウミウマもいてくれました。
この間から観察していたコウイカの卵の中では赤ちゃんイカがはっきりと見えるようになりました。
ハッチアウトは間近です。
大きなウミエラもありました。
こんなにきれいなウミエラを見たのは久しぶりです。
ガイドロープにはコノハガニ。
これはイネゴチ。
なかなか逃げなかったので正面からパチリ。
凄く扁平顔ですね。
あとはウミウシを少々。
砂地を徘徊していたニシキツバメガイと
ウズマキキセワタ。
マツカサウミウシがいたり
フジタウミウシ属の1種がいたりと数は少ないものの見られていますよ。
それにしてもレンベ・フロッグフィッシュが出るなんてビックリです。
リクエストが有れば見にお連れしますよ。
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