田子でウミウシを探してみたら|田子《2021.02.23》

今日も快晴。気温がぐんぐん上がって春のような暖かさでした。

でも、今日も風は西風が強く吹いていました。

だから今日も雲見はクローズでしたので田子で潜ってきました。

田子

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 16.7℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 16℃
■ 透視度 : 6~8m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 白崎 (2番ブイ)

2本目 白崎(1番ブイ)

今日はウミウシ大好きダイバーさんもいたので、ちょっとだけウミウシ探しをしてみました。

まずは深場のケーソンにいるウデフリツノザヤウミウシ。

みんな大好きなウミウシですよね。
ウデフリツノザヤウミウシ

そこから水深を上げている時にちょっと珍しいウミウシを発見!

ホムライロウミウシです。

見つけたときはちょっと嬉しかったです。
ホムライロウミウシ

これは極小のシロイバラウミウシ。

乗っていたのはトラフナマコの上でした。

だからウミウシの背景はナマコの皮膚なんです。
シロイバラウミウシ

コナユキツバメガイもいました。

毎年この時期に集まってくる場所があるのですけど、そこに10匹ほどいました。
コナユキツバメガイ

ハナミドリガイと
ハナミドリガイ

ヒロウミウシはいっぱいいましたよ。

このヒロウミウシは交接中ですね。
ヒロウミウシ

浅場に群生していたフクロノリの上にはクロミドリガイとか
クロミドリガイ[

ヨゾラミドリガイがいました。
ヨゾラミドリガイ

ゲストさんはキカモヨウウミウシを発見。

浮上間際まで楽しませてくれますね。
クロミドリガイ[

カエルアンコウの仲間は3種類。

一番ちびっこなのは1cm強のイロカエルアンコウ。
イロカエルアンコウ

その次はオオモンカエルアンコウ。
オオモンカエルアンコウ

一番大きなクマドリカエルアンコウは貫禄充分です。
クマドリカエルアンコウ

そして田子の白崎と言えばヒメエダミドリイシの群生が有名です。

そこにはソラスズメダイを始めとしていろんな魚が住んでいます。
ヒメエダミドリイシ

ミスジチョウチョウウオ(下写真)、ヤリカタギ、トノサマダイ、フウライチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間はもうお馴染みです。
ミスジチョウチョウウオ

他にはゴマハギや
ゴマハギ

タテジマヤッコ
タテジマヤッコ

フタスジリュウキュウスズメダイといった季節来遊魚もいますよ。
フタスジリュウキュウスズメダイ

そしてゲストさんが写真を撮ってくれたのがアカハラヤッコです。

過去何度か見かけていたのですけど、すぐ隠れてしまってなかなか写真が撮れなかったんです。

後ろ姿ですけど御覧ください。
アカハラヤッコ

そしてゲストさんからリクエストを貰ったこいつ。

コバンハゼ属の1種です。
コバンハゼ属の1種-2

雲見でよく見かけるのはこのタイプですよね。

よく似ていますけど、これはフタイロサンゴハゼです。
フタイロサンゴハゼ

コバンハゼ属の1種はヒレが黒っぽくなっているんですよ。

この写真ならわかるかな?
コバンハゼ属の1種

雲見で潜れなかったのは残念でしたけど、結構楽しかったですね。

明日から風は東寄りに変わる予定ですね。

嬉しいけどまた寒くなるので体調管理には注意しましょうね。


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