強風を避けて田子へ|田子《2021.02.18》

何なんでしょう、この爆弾低気圧は!

ずーっと強い西風がビュービューと吹いていて、その音で夜中に目が覚めるくらい。

だから雲見はずっとクローズ。

今日は田子に行ってきたのですけど、あの西風に強い湾内ですら波が立って船が揺れたくらいでした。

天気はピーカンで最高なんですけどね。

田子

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 7.3℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 15.5~16℃
■ 透視度 : 6~8m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 2番ブイ

2本目 1番ブイ

田子で久しぶりに見たウデフリツノザヤウミウシ。
ウデフリツノザヤウミウシ

2cmの可愛らしさと撮り易さの両方を兼ね備えたベストサイズの子でした。
ウデフリツノザヤウミウシ-2

でもこの場所はご覧の通り細かなシルト状の砂が堆積しているポイントなので、思い切りデリケートに動かないとすぐに砂が巻き上がってしまう厄介な場所なんです。

ちょっとでも油断するとこの通り、砂が写ってしまうので注意してくださいね。
ウデフリツノザヤウミウシ-3

そうそう、可愛らしいと言えば1cmくらいのちっちゃなイロカエルアンコウもいましたー!
イロカエルアンコウ

カエルアンコウの仲間は他にオオモンカエルアンコウと
オオモンカエルアンコウ

ゴツゴツ感満載のクマドリカエルアンコウがいました。
クマドリカエルアンコウ

今日みたい季節来遊魚たち。

一昨年から居着いていてすっかり成魚に育ったタテジマヤッコは2回目の冬を迎えています。
タテジマヤッコ

セナキルリスズメダイも大きくなっていました。
セナキルリスズメダイ

絶好の隠れ場所となっているサンゴにもトノサマダイや
トノサマダイ

ミスジチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間の幼魚が隠れています。
ミスジチョウチョウウオ

サンゴの中には他にもフタスジリュウキュウスズメダイとか
フタスジリュウキュウスズメダイ

コバンハゼ属の1種などがいますよ。
コバンハゼ属の1種

ドーンと正面顔。

何の魚だかわかりますか?
サツマカサゴ

正解はサツマカサゴです。
サツマカサゴ-2

あとはアカホシカクレエビとか
アカホシカクレエビ

ヒロウミウシや
ヒロウミウシ
ハナミドリガイといったウミウシの仲間を見てきました。
ハナミドリガイ

こんな感じでのんびり2ダイブを楽しんできました。

ダイビングの後はこの時期の松崎町の名物「田んぼをつかった花畑」に行ってきました。

黄色やオレンジ色のアフリカキンセンカが鮮やかに咲き見頃を迎えていて、それに混ざって姫金魚草も咲き始めています。
花畑-2

この花畑は5月5日まで咲く花を変えながら訪れる人を楽しませてくれます。

興味がある方は遠慮なくお申し出ください。

さて、明日は雲見で潜れるかな?

 


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