やっとうねりが弱まって4日ぶりに雲見はオープンとなりました。心待ちにしていたオープンです。
でもまだ水路は通れませんでしたが、島裏でも上がれたので牛着岩の周りを潜ってきました。
■ 天気 晴れ
■ 気温 30℃
■ 水温 24~26℃
■ 透明度 8~12m
■ 透視度 7~10m
(今日は写真がありません。ごめんなさい。)
1本目 小牛前 ⇒ 小牛横 ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ -24mのアーチ
ずっと続いているうねりで透明度が心配でしたが、浅いところは白っぽいですが、深場に行くと結構きれいな潮が広がっていました。一安心です。
生物も心配でしたが、子供のアカホシカクレエビもギンポ岩のアライソコケギンポもクマノミの子どもたちもみんな居場所を変えずに頑張っていてくれました。
島裏にまわると相変わらず魚がいっぱいです。
シラコダイ、イサキ、スズメダイ、メジナ、ニザダイ、アイゴ、マアジ、クロホシイシモチと場所と深度を変えてあちこちに群れていました。
残念ながらマアジの群れはバラけてしまっていて数も減ったかなといった感じ。以前もこんなことがあったのでまた元の群れに戻ってくれることを期待しましょう。
Hの穴の出口の魚の動きを見ていたら意外とうねりで動いていなかったんです。そこでソーっとHの穴に入ってみたらHの穴の中は揺れていなくて結構快適でした。
たて穴もそんなに揺れていなくてUの字に通って来ました。穴の中にはセンテンイロウミウシがぽつり。小さなウミウシはうねりがあると隠れてしまうから、やっぱり穴の中はうねりが弱いのかな。
たて穴を出たら-24mのアーチのブイで安全停止。気持ち良い流れを受けながら終了です。
2本目 -24mのアーチ ⇒ 大牛の洞窟 ⇒ グンカン
今度は流れに乗って行けるように-24mのアーチからグンカンへ向かいました。
潜降して移動しようとしたら流れに耐えるサキシマミノウミウシを発見。大小5匹くらい近くにいたので交接に集まってきたのでしょうか?
-24mのアーチにはいつものテングダイのペア。最近は高確率で遭遇しますね。やっぱり見られると安心します。
アーチを出たところにはフリエリイボウミウシがペアで窪みに入ってうねりを避けていました。
大牛の洞窟に行く途中にオオパンカイメンにくっついた小さなハクセンミノウミウシを見つけたのですが、今日のゲストはシニアの方なのでパス(^^ゞ
サクラテンジクダイを見に大牛の洞窟の奥の小部屋に向かっていたら暗がりから目の前に出てきた大きなコロダイにビックリ。思わず仰け反ってしまいました。
そしてスケルトンなサクラテンジクダイ。今年生まれた稚魚たちがだいぶ大きく成長していました。
グンカンではミナミハコフグの幼魚とハコフグの幼魚がペアでいました。この間もこのペアで見たので同じ個体なんでしょうね。よくぞうねりを乗り越えたと誉めてあげたいです。
最後に見たのがちょっとレアな光景。ハコフグにくっつくコバンザメの子供です。嫌がって動きまわるハコフグに負けず、コバンザメの子供はしっかりとくっついていました。この勝負はコバンザメの勝ちですね。
3本目 島前 ⇒ -16mのアーチ ⇒ グンカン
次はフリー潜降の練習をするので島前からエントリーです。予めコツを教えていたのでバランスは崩していましたが、スムーズに潜降をしていました。
ここを泳いでいて気がついたのはこのうねりでまた少し砂を持っていかれた場所があったことです。大牛湾内の砂がどんどん減っています。ちょっと心配です。
このうねりに揺られながらニセカンランハギの幼魚がいたり、ハナハゼが尾びれを優雅にはためかせていたり、オオパンカイメンにスケロクウミタケハゼがいたり、このコースも賑やかです。
-16mのアーチの中に見かけないスズメダイの子供がいたんです。白と黒の横縞の初めて見るスズメダイ。図鑑を見ても載っていませんでした。暫くいるのなら写真を撮りに行きたいです。
ロッカク岩にはクロホシイシモチの稚魚がいっぱい群がっていました。先日グンカンにいたのと一緒です。2本目にも別の場所で見ていますので移動してきたのでしょうか?透き通った体がライトに光ってとってもキレイです。
グンカンの手間ではキビナゴの群れに遭遇。久しぶりのキビナゴの群れですね。結構密度が濃く群れていましたので目の前に銀色の壁があったみたいでした。
うねりがあるのでくぐれる穴が限られてしまっていますが、それでも十分地形は楽しめました。生物もいっぱいで久しぶりの雲見は楽しかったですよ。
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