今日は暑くなりましたね。車のエアコンを入れてしまいました(汗)。
9月ももう終わりなのに・・・。
昨日のうちに今日の体験ダイビングが中止と決まったので、オフかなと思っていたら夕方に電話がなって予約をいただきました。
電話をくれたのは前のショップに在籍時代からの常連さん。
雲見で泳ぐぞ~と思っていたら、今朝電話がなって雲見はクローズだって・・・。
ちょっと拍子抜けしましたけど、ゲストさんと相談して今日は土肥に行ってきました。
■ 天気 : 曇りのち晴れ
■ 気温 : 29.0℃
■ 水温 : 23.5~25.5℃
■ 透明度 : 7~8m
■ 透視度 : 6~8m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 通り崎ビーチ
2本目 通り崎ビーチ
一見海は穏やかそうに見えますが、波打ち際を見ると波長の長いうねりがあるのがわかりましたが、水中は心配していたほどうねりを感じずに、浅場でほんの少し体が揺られるほどでした。
だから深場の泥地の沈殿物が巻き上がっていなくて良かったです。
土肥は久しぶりだったので全く予習をしていなかったのですけど、サービスのスタッフさんから生物情報を聞いてみたら、昨日ミジンベニハゼとネジリンボウが見つかったとのこと!
念入りに場所を聞いて見に行ってきました。
まずはミジンベニハゼ。
これは簡単に見つかりました!
泥地に半分埋まった空き缶にいました!
まだ2cmくらいの小さなペアでした。空き缶の口の大きさと比べるとその小ささがわかりますよね。
ネジリンボウは見つけるのに苦戦しました。大雑把な情報しかなかったので(私の理解が足りないとう話もありますが・・・)移動しながら探していて、もう諦めようかと思っていたら見つかりました!!
こちらもペアで、ペアでいることはサービスのスタッフさんも知らなかったみたいです。(ペアの写真は証拠程度でごめんなさい。)
片方は引っ込んじゃいましたけど、1匹はかなり近くに寄れました。
ゲストさんは食い入るように見ていたんですけど、その理由を聞いてみたら・・・ビックリ!
10年ほど前(まだ前のショップの時代です)に雲見で私がガイドをしてネジリンボウを紹介してもらったそうなんです。
でもその時は目を凝らしてもわからなかったんですって。
言われてみれば、とっても小さな幼魚がいてそれを紹介した記憶が蘇ってきました。本当に小さな幼魚だったんですよ。
それ以来のネジリンボウ。やっと見られてリベンジができたって喜んでいました。
私も今日紹介して良かったです。
それから他にも私達の目を奪ったのは沈船の辺りでした。
沈船の周りにはイサキの子供が群れ
その中に混ざって一際鮮やかな魚が何匹かいました。アカオビハナダイのオスです。
メスは薄紫のこの子。光を当てないと色がはっきり出ないのでキンギョハナダイと間違いそうになります。
田子で大量に見ていたサクラダイもいますよ。でもここは水深20m位なのに見られるんですよ。
ただ目に入ってくるのはメスばかり・・・
唯一体側に雄の特徴である白い斑点が出始めて、オスに性転換しかけの個体がいました。
こんなきれいな魚たちを見ている頭上で時折魚が慌ただしく動くんです。
それはマアジの子どもたちでした。
その迫力あるシーンにはしばらく見とれてしまったくらいでした。
ハナミノカサゴの幼魚を見つけました。
成魚と違って弱々しい感じが好きなんです。
この時期にしては珍しくアオリイカの卵がありました。かなりシーズンから遅れていますよね。
卵の横にはウツボがいたのですけど、写真を見たらウツボの上にクリアクリーナーシュリンプが2匹乗っていました。
この後アオリイカを2匹見たのですけど、このアオリイカが産んだんでしょうか??
通り崎ビーチの浅いところには小さなエダサンゴが数か所あるのですが、その中にチョウチョウウオの仲間の幼魚が隠れていました。
写真に写っているのはトノサマダイ(右上)とヤリカタギ(左下)です。
この他にもトゲチョウチョウウオの幼魚もいましたよ。
エダサンゴに隠れているのはチョウチョウウオの仲間だけではなくて、ベニカエルアンコウも隠れていました。
汚れた感じでわかりにくかったですね。
サツマカサゴが置物なら、ウミテングはぜんまい仕掛けのおもちゃみたいに動きます。
雲見で潜れずに残念でしたけど、ゲストさんの10年越しのネジリンボウリベンジもできたし、他にも興味をそそる生き物がたくさんいたので楽しかったです。
たまには雲見以外もいいですね(笑)
《お知らせ》
◆ 宿に22時以降チェックインご希望のかたに朗報です。
夜遅いご到着でも受け入れていただける宿泊先と提携できました。
もちろん電車の到着でもOK。駅までお迎えに行きます。
ご利用をご希望の方は予約時にお申し付けください。
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