激しく降る雨の音で明け方に目覚め、あまりの雨音だったので川から土砂が流れ込んで濁ってしまわないか心配で寝られませんでした(T_T)
でもそれも杞憂で潜ってみたら昨日よりもきれいでした。日が差さなかったのでちょっと暗く感じたのが玉に瑕でしたが・・・。
■ 天気 雨のち曇り
■ 気温 27℃
■ 水温 25.5~28℃
■ 透明度 12~15m
■ 透視度 10~12m
(今日は写真がありません。ごめんなさい。)
1本目 島前 ⇒ スタンダード
今日は水路にタカベが群れていました。以前からちょっとは見ていましたが、今日は様子が違いました。水路中に広がる感じで黄色い背中が見えるんです。見ていて綺麗な魚ですよね。
クエの子供は今日は水路の手前に出てきていました。でもダイバーを見ても逃げないのがこの子のいいところ。おかげでゆっくりと見ることができます。
Hの穴を出たところはクロホシイシモチとネンブツダイの群れで視界が奪われます。その群れをかき分けるように出ていくと中層にマアジの群れです。相変わらずたくさんいて流れるように泳いでいます。
今日もカンパチがいないかなぁ~と上を見上げたら・・・、ナント水面近くにシイラが群れて泳いでいました。今年初シイラ!!ラッキーでした。
-24mのアーチのテングダイは今日はシングルでした。相方はどこに行ってしまったんでしょうね。
ブルーコーナーに行ってみたらたくさんのニシキベラが集まってきていました。もしやと思って暫く見てみたら案の定産卵をしていました。一斉に上昇した後急転回して下降。その瞬間にメスが卵を産んでオスが放精をします。
白く濁るのが肉眼でもわかりますよ。でも産卵した直後に待っていましたとばかりにメジナが卵を食べるのを見るのはちょっと残念ですね。
2本目・4本目 大根(体験ダイビング)
ファンダイビングの休憩中に私は体験ダイビングです。
ダイビングは初体験という中3の男の子です。説明していた時はちょっと緊張気味。小刻みに震えていたのは武者震いだったのかな。
でも水に入ってみたら水面でも意外と落ち着いていて力が抜けています。この時には震えもなくなっていてリラックスしている模様。
潜ってみたら耳抜きも順調でソラスズメダイやクロホシイシモチの群れに手を差し伸べたり、ヤドカリを手にとったりと楽しんでいました。
一番興味を持ったのがアオリイカの卵で、それを紹介したときはマウスピースを加えた口から「ワーッ」という声が聞こえてきました。
2本終わったあとにお母さんから聞いた話だととっても楽しかったそうです。また来年もやってみたいって。その言葉はとても嬉しいですね。
ありがとうございました。
3本目 小牛横 ⇒ 漁礁 ⇒ ブイ
1本目の群れがすごかったので、次も群れ狙いで漁礁付近を回って来ました。
とはいえ、このコースは小物もたくさん見られるコースです。生物ウォッチングには最適なんです。
潜降しながら見えるのはイサキの群れです。
小牛の横には大小のガラスハゼがムチカラマツでチョロチョロと動き回っていました。
湾内に入ってくると着々と成長を続けているクマノミの子供がイソギンチャクの中に隠れていました。
ここから漁礁に向かう途中にはキビナゴの幼魚とスズメダイが一面に広がっていて、特にキビナゴの幼魚はライトを当てるとキラキラ輝きながら方向転換をするんです。
その群れに中に突っ込んでいくのは”ちびっこギャング”カンパチの子供の群れです。猛アタックまでかけていませんでしたが、群れの中に入っていってチャンスを狙っていました。
漁礁にもタカベが群れていたり、キンギョハナダイが乱舞していたり飽きることがありませんでした。
その他にはハナミノカサゴの幼魚なんかもいましたよ。
ギンポ岩のアライソコケギンポを見て、抱卵中のアカホシカクレエビを見に行ったら今日はいませんでした!どこに行ったんでしょう??
その代わりにとっても小さなアカホシカクレエビの子供がいました。
またイソバナカクレエビとかトラフケボリとかの常連さんの他に、カノコベラとかコガネキュウセンとかのベラの仲間の幼魚があちこちで見られました。
ブイ付近の水面近くにはメジナが大挙して群れていました。最近メジナの大きな群れをよく見かけます。
5本目 三競
最後は三競へ。1の穴から順に次々に穴・トンネルを巡って行きました。
3の穴ではちょうど日が差してきてくれてレーザービームとは言えませんが、光のカーテンのように照らしてくれていました。
ここでも群れはたくさんいます。
アカカマスの幼魚が群れてそこにメイチダイが飛び込んで行ったり、クロユリハゼやオグロクロユリハゼの幼魚もあちこちで群れていました。
今日はどこを潜っても魚が群れていてとっても楽しかったです。
今なら地形も群れもマクロも楽しめますよ。
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