朝のうちは曇りがちでしたが、潜り始める頃から太陽が出だしてそれからはずっと晴れ。
でも風向きがずっと西からでしたので沖の方は白波が立って、昨日からのうねりも弱いながら残っていました。
湾内でのエントリー/エキジットに限定されましたが、潜ってしまえばダイビングにはあまり影響がなかったです。
それに波とうねりは徐々に収まってきましたので、午後には水路通行もできるくらいになりました。
■ 天気 ： 曇りのち晴れ
■ 気温 ： 26.5℃
■ 水温 ： 22.5～23℃
■ 透明度 ： 8～12ｍ
■ 透視度 ： 7～10ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 牛着岩1周
2本目 ブイ ⇒ -16mのアーチ ⇒ ブイ
3本目 小牛横 ⇒ 島裏 ⇒ 大牛の洞窟 ⇒ 島裏 ⇒ 小牛横 ⇒ 魚礁 ⇒ 小牛湾内
4本目 ブイ ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路 ⇒ ブイ
波やうねりは大した問題ではないと書きましたけど、昨日の大雨のために川から流れこんだ土砂がまだ沈みきっていないため湾内は白濁り、島裏は青かったのですけど、時間が経つにつれて白濁りが全体的に広がっていってしまいました。
今日はウミウシメインのマクロのゲストさんと中層を泳ぎたいゲストがいたのでチームを分けて4ダイブとなりました。
まずは中層を泳ぎたいゲスト。
牛着岩の周りにはカタクチイワシの大群がいますから、それを見ながら泳ぐだけでも気持ちが良いです。
カタクチイワシがいればそれを狙うハンターがいるはず・・・
中層を泳ぎながらカンパチやワラサが来ないかなと思っていたのですけど残念ながらそれは現れず。
でもそれら以上にレアな奴が登場！
それはシイラ！！
カタクチイワシが突如走りだしたと思ったらその後ろから登場しました。
逃げ惑うカタクチイワシ、わかりますか？
それから大きなマダイも数匹ウロウロ。
アタックするタイミングを図っていました。
ゲストさんはアオリイカも見たそうです。
色々なハンターがいますね。
群れはカタクチイワシだけではありません。
背中の黄色いラインが綺麗なタカベがいたり、
イサキが川のように流れていたり・・・。
イサキは泳ぐばかりでなく、Hの穴付近や-16mのアーチ付近に玉のようにかたまっていました。
また写真はありませんけど、30匹位のハマフエフキが泳いでいたりと魚影の濃さは抜群でした。
また優雅に飛ぶように泳ぐトビエイもちらほら。
中には体幅が1mくらいの大きなトビエイもいましたよ。
一方、マクロチームはというとEN/EXが湾内に限定されていたためウミウシが多いポイントに行けなったのが残念でした。
今日一番多く見たのはウスイロウミウシでしたね。
ちょっとウミウシが付きそうな壁を探せばそこら中にウスイロウミウシ(笑)
次に多かったのはセンテンイロウミウシかな。
大牛の湾内ではキイロウミコチョウが4匹ほど。
こうやってクローズアップレンズを通せば大きく見えますけど、実物はこれくらい。
ピンセットの先と比べると一目瞭然ですよね。
1本目は決してウミウシが多いエリアでなかったにも関わらずゲストも大健闘。
サガミイロウミウシとか
ムラサキウミコチョウとかを見つけていました。
波・うねりが収まってきてから行った2本目ではそこそこの(？)ウミウシが(笑)
シルエットになりながらクレバスを落ちていった水路下の洞窟には
地味だけどレア物のアデヤカイボウミウシを始めとして
大小で交接中のミツイラメリウミウシとか
産卵中のシロウミウシに
イガグリウミウシなど色々。
他にもウスイロウミウシ、アオウミウシ、センテンイロウミウシ、サラサウミウシ、(通称)オセロウミウシ、バライロマツカサウミウシなどいました。
その中でも久しぶりに見つけたのはカナドリウミウシです。
見つけた時はちょっと嬉しかったかな(笑)
他にはおちょぼ口がとってもキュートなハコフグとか
いつものようにラブラブのテングダイも見て、決して万全とはいえない海況の中、最大限に雲見を楽しんでもらいました。
群れにマクロに地形と万全の雲見、楽しかったですね。
写真提供は、ごーやさん、りうこさんです。ありがとうございました。
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