6月25日(水)に行われる雲見の海底清掃。
毎年参加したご褒美(?)に普段は潜ることができないポイントを潜らせてくれます。
今まではぶっつけ本番で潜っていたのですけど、今年は下見をさせてもらえるということで喜んで参加してきました。
■ 天気 : 晴れ
■ 気温 : 26℃
■ 水温 : 19~20℃
■ 透明度 : 6~8m
■ 透視度 : 5~8m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 浅間下
2本目 大牛の洞窟 ⇒ クレバス下 ⇒ Hの穴 ⇒ -24mのアーチ
今日下見で潜ったのは『浅間下』です。浅間神社がある烏帽子山の下辺り。
(下の写真をクリックして拡大してみてください。)
そしてここにも雲見らしくて洞窟が2つあるのですけど、私はまだ1つしか入ったことがなかったので絶好の機会でした。
雲見ダイバーとしてはやっぱり穴は入っておかないと・・・(^^ゞ
私が入ったことがあるのは三競の3の穴に近い雰囲気で細長い行き止まりの洞窟ですが、奥行きは三競の3の穴よりも深いかもしれません。
形状はV字型で上から光がうっすらと入ってくるので完全に真っ暗にはなりません。
深さも一番底で18mくらいあります。底には角の取れた丸い石があり、底の方の海藻やカイメンが付いていないきれいな壁でしたから、うねりなどが入ると石が壁を削っているんでしょうね。
底の方以外の壁にはカイメンや海藻が付いていました。
生き物探しはしていませんが、岩肌を眺めて泳いでいるとオトメウミウシとかサクラミノウミウシ(下写真)などのウミウシやヘビギンポやヒメギンポなどが目に入ってきましたので、探せばそれなりにいるのかもしれませんね。
洞窟間の移動中はイサキとかニザダイが群れていたり、大きなマダイやイシダイが見られました。
もう一つの穴は入り口は大牛の洞窟くらい間口があって徐々に狭くなるのですが、ここは行き止まりではなくて右に曲がるように行くと出口があります。
大牛の洞窟よりも奥行きがあって、穴の奥から入口に向かって写真を撮ってもこんな感じにしか映らないくらい大きな洞窟なんですよ。
穴の中にネンブツダイがかたまっていたのは大牛の洞窟と変わりませんね。
ここでもウミウシが目に入ってきました。サクラミノウミウシかなと思っていたのですけど、背中に白い背が入っているのでどうやら違うようです。
図鑑にも載っていなかったのでミノウミウシの仲間としておきます(^^ゞ
今日は軽いうねりが入ってきていましたから通りませんでしたけど、洞窟の出口側に幾つかくぐることができる小さな空間がありましたから、今度は通ってみようかな。
普段潜ることができない地形ってやっぱり楽しかったです(^^)v
大雑把ですが洞窟の様子も把握できたし、2つの洞窟の間の距離感もわかりましたからこの下見は大成功でした。
時間があったので休憩の後牛着岩へ。
アイダイブの金子さんと今まで見ていたウミウシの確認を兼ねて綺麗どころのウミウシを見てきました。
超超極小サイズのミツイラメリウミウシがペアでいました。どれ位小さかったかというと左下に写っている黒い物体がグローブを付けた私の人差し指です。
もう見つける自信はないです(^^ゞ
ムラサキウミコチョウって品のある色をしていますよね。個体数が増えてきたので嬉しいです。
先日見つけたミアミラウミウシは同じカイメンに乗ったままでした。
形と言い色と言い、色んな意味でスゴイと思うウミウシです。
ふと目に入ってきたヤドカリ。脚の模様がとっても特徴的ですね。いつもはヤドカリはあまり紹介しないのですけど気になって・・・。調べてみたらどうやらアオヒゲヒラホンヤドカリというヤドカリのようです。
片方の触角がないハナオトメウミウシです。以前見つけたものですね。
そして透明感のある体に紫のドットがきれいなクリヤイロウミウシはほぼ同じ場所にいました。でも少しずつ場所を移動しているからちょっぴり厄介な子です。
これで今週末と海底清掃の下見はバッチリです。
でも海底清掃の日は予約がキャンセルになって未だノーゲスト(T_T)
皆さん、ぜひお越しください。
透明度も少しですけど良くなっていますよ。
《耳寄り情報》
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◆ 6月25日(水)はいつもお世話になっている雲見の海の海底清掃のお手伝いをしましょう!
詳しくはこちらをご覧ください。⇒ 『雲見の海底清掃のご案内』
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