シトシトと降り続く雨。気温も上がらず肌寒く感じました。
おまけに西風で雲見はクローズ・・・
それでゲストが行きたいとリクエストした須崎に行ってきました。 
■ 天気 ： 雨
■ 気温 ： 12℃
■ 水温 ： 16.5℃
■ 透明度 ： 10～ｍ (最大水深が10mだったため)
■ 透視度 ： 20～25ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 九十浜 (砂地)
2本目 九十浜 (根回り)
須崎の九十浜というポイントは普通潜る範囲なら最大水深が7mくらい(今日は遠出して-10mくらいまで行っちゃいましたけど)ととっても浅いポイントなんです。
透明度が良くて晴れていたら光が入ってきてとっても綺麗なんですよ。
残念ながら今日は雨でしたけど・・・
でもエントリー口で顔をつけてみたら水はとても綺麗でした＼(^o^)／ 
一気にテンションが上がっちゃいました。
ちょっと水面移動して潜降です。 
砂地に出たら白い砂にどこまでも見渡せる青い海。
ここは南の島の海じゃないかと見間違うくらいの景色が広がっていました。
ほらっ！とってもきれいでしょ(^^) 
もう太陽が出ていないのが本当に残念。 
白い砂地には何もいないように見えるけど、探せば色々と見つかるんですよ。
砂地にサンショウウオのような形が・・・ 
正体はイネゴチです。 
ここにもなにか隠れているよ。 
失礼してそっと砂を払うと・・・ 
カスザメです！
今日は3匹も見つけちゃいました。 
あまりにも動かないので近寄って顔のアップ。 
更に目のアップ。 
この後ゲストと記念撮影しようと思ったら・・・
逃げられちゃいました(^^ゞ 
それからハリセンボンもいましたよ。
砂の上にぽつんといたので目立ちすぎです。 
筒の中にはタコ。
小さな貝殻を抱えて隠れていたのはマダコです。 
こっちはスナダコ。同じタコでも見た目が全く違いますね。 
沈められたテトラポットや岩にはカジメの茎がいっぱい林立していました。
もう少し寒くなるとこのカジメの葉っぱをかき分けながらのダンゴウオ探しが始まります(^o^) 
そのカジメの中に群れていないけどムレハタタテダイ。青い海に似合う魚です。 
根回りの砂地にもいろんな生物がいます。
こちらはゲストが見つけたアカエイの子供。体幅が15cmくらいの小さな子でした。 
テンスの幼魚も2匹いました。今年は雲見でもあまり見かけなかったのでとっても新鮮に感じました。
砂の上でゆらゆらと泳いでいる姿はまるで海草の切れ端みたいですよ。 
これも黒く変色した海草かと見間違えてしまいそうな魚でした。
テンスの幼魚以上に揺れているからカメラに収めるのに一苦労。証拠写真程度でしか写せませんでした。
私も見たことがなかったのでサービスのスタッフさんに聞くとヒゲダイの幼魚って教えてくれました。
ヒゲダイの幼魚が真っ黒だというのにもこんな浅場の砂地の上にいることにもビックリです。 
そして、あまり小さいものには興味が無いゲストでしたけど、綺麗なキイロウミコチョウを見つけたのでとりあえず・・・。
やっぱりほとんどリアクションはなかったです(^^ゞ
ちなみにキイロウミコチョウはここ九十浜では個体数が多いようで比較的容易に見つかりますよ。 
もうとにかく今日の九十浜はとっても綺麗で心が洗われるようでした。
本当に気持ちよかったです。
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