久しぶりのオープン|雲見

爆弾低気圧の通過で暫くクローズが続いていた雲見でしたが、今日漸くオープンしました。
その前もお客さまのリクエストなどで他のポイントに行ったりしていましたから久しぶりの雲見でのダイビングとなりました。
クローズ明けの海はどんな感じなんでしょうか。ドキドキします。

■ 天気   晴れ
■ 気温   13℃
■ 水温   14.5℃
■ 透明度  5m
■ 透視度  3~5m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目は大牛の洞窟からトレジャーロックまでです。
潜降すると・・・
やっぱり濁っていましたね。春濁りと荒れた海の名残で透明度はかなり落ちていました。
でも、1本目はウミウシを中心としたマクロダイブなので透明度はあまり関係ありませんけど(^^)v
さて、大牛の洞窟で壁を丹念に探していくとたくさんのウミウシが見つかりました。ここはうねりの影響を比較的受けない場所ですから、ウミウシが隠れずにいてくれたのかもしれません。
↓ぷっくと膨らんだ体が可愛いオセロウミウシ

センテンイロウミウシ

ヘリシロイロウミウシ。純白で透明感のある綺麗なウミウシです。

↓ヘリシロイロウミウシの側にはクロイバラウミウシ。雲見で見たのは2回目です。

コトヒメウミウシ。超極小サイズでした。

シラユキウミウシも純白で綺麗です。

ジュッテンイロウミウシ。以前いた場所とは離れた場所でサイズも大きめでしたから別の個体なのでしょうか?

洞窟の奥には相変わらず大小のサクラテンジクダイがいっぱいいます。
亀裂の中ではウツボクリアクリーナーシュリンプにクリーニングをされていました。このウツボは何を思ったのか急に目の前のにいた小さな魚(種類はわかりませんでした)をパクリ!驚いていたら続けて大きなハコフグにアタック!
幸い(?)ハコフグは硬い体に守られて食べられることはなかったですが、初めてウツボの捕食シーンを見ました。
ウミウシを探していたら同じ場所にいたアイダイブの金子さんが白いベニカエルアンコウを見つけたようで教えてくれました。ありがとうございました。

洞窟を出て湾内に移動する間にムチカラマツエビを見ていたら時間が迫っていたので急いで湾内へ。
フロートを打ち上げて終了です。

2本目はスタンダードコースを回って来ました。
春濁りのためにトンネルの中は薄暗くちょっとした探検気分です。
-24mのアーチに向かう途中にクエがいたのですが、ちょっと遠くて影だけを確認です。
-24mのアーチに入ると見慣れたシルエットが!テングダイです。そしてできるだけ近づいてパチリ!

このアカホシカクレエビはずっと同じイソギンチャクにいますよ。

岩肌を探せばいろいろなウミウシが見つかります。
スイートジェリーミドリガイ

ウスイロウミウシ

イガグリウミウシ

↓これでもウミウシです。和名がないトド・ラケモサ

他にもヒブサミノウミウシ・リュウモンイロウミウシ・シロウミウシ・アオウミウシ・オトメウミウシなどがいました。
そしてブイに帰ろうと水路を通っていたらまた珍しい光景に出くわしました。

アオサハギがヤギの仲間を加えてユラユラ揺られていたんです。
アオサハギやカワハギなどは夜に海藻などを加えて流されないようにして休息をしますが、真昼間にこんな光景を見るとは!全く無用心ですね。

今日は2本とも面白い光景に出くわしました。これだからダイビングはやめられないです!

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