青空に浮かぶ白い雲がとっても印象的な夏の空。
立秋が過ぎて暦の上では秋ですけど、そんなことは微塵も感じさせない暑い一日でした。
海はうねりもほぼ消えて穏やかでしたよ。
ただ、時折強く流れる潮に苦戦しましたけど・・(笑) 
■ 天気 ： 晴れ
■ 気温 ： 33℃
■ 水温 ： 27～29℃
■ 透明度 ： 13～17ｍ
■ 透視度 ： 12～15ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 島前 ⇒ Hの穴 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ ブルーコーナー
2本目 大牛の洞窟 ⇒ ブルーコーナー
3本目 三競 (1の穴 ⇒ 5の穴)
4本目 大牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ ブルーコーナー
今日はウミウシ大好き、地形よりもマクロというゲスト達とリピーターのご夫妻をガイドしてきました。
最近ウミウシダイビングはしていないし、他のガイドさんたちに聞いても「最近探していないよ」とか「少なくなったよね～」という返事。
こうなったら自力で探すしかないと腹をくくって臨んだ2本目。
どえらいやつを見つけちゃいました！！！
フジナミウミウシです。超レア。ウミウシの数は少なかったですけど、これだけで許してもらえました(笑) 
4本目にも写真を撮り直しに行ったくらい大人気なんですよ。 
ミチヨミノウミウシです。最近見ていなかったのですけど、1匹見つけたらあちこちで見つけられました。
こんなに多くいたのってくらい。気づかなかったなぁ～。 
こちらはゲストが見つけたアオウミウシ属の一種です。これも久しぶりの登場ですね。 
夏に見るのは久しぶり、スイートジェリーミドリガイです。 
ムラサキウミコチョウは海草の切れ端に登っていたから宙に浮いているみたいですね。 
今月号の月刊ダイバーの雲見特集に載っていたのでリクエストされたマツカサウミウシ属の一種です。小さいけどよくピントを合わせていますよね。 
キイロウミウシは交接中？仲良く並んでいました。 
この他に15種類くらい見たかな？この時期にしては頑張ったと思いますけど、せっかくリクエストを頂いたのでもう少しお見せしたかったです。
ウミウシ以外にもいろいろな生き物たちの写真を撮ってもらいました。
今日あちこちで何匹も見かけたのはツノダシです。今年は当たり年かな？ 
ハナタツはいつもの定位置でゆらゆら。 
このクマノミはイソギンチャクに近づくとものすごい勢いで威嚇してきます。威嚇どころか噛み付いてくるから注意してくださいね。 
昨日まで同じ場所にいたオオモンカエルアンコウはまだ移動しちゃいました・・・
別の場所で見たガイドさんがいたからそこを見に行ったのですけど見当たらず・・・
また新しい居場所を探さなきゃ。
その代わりイロカエルアンコウは見つけることが出来ましたよ。 
これはヒメギンポのメスですね。鮮やかなオレンジ色の模様が綺麗です。 
当たり前にいる魚でも居場所に寄っては素敵な被写体に。
ワタトリカイメンに乗っていたカサゴですけど、うまく収まっていますね。 
アカハタは不安定な場所に器用に乗っていました。 
安全停止でよく使うブルーコーナーにはキンギョハナダイがいっぱい。
上で強い流れがあったと書きましたけど、流れに乗って元気よく泳いでいました。
後ろに見える泡で流れの強さがわかると思います。 
リピーターさんとは三競へ。
ここはいつもながら光がとっても綺麗に感じられるところです。
「1の穴」と言っていますけど、たくさんのトンネルがあってそれをまとめての総称。そのトンネルの中の一つです。 
2の穴はダイバーと一緒に写真を撮るといいかも。 
3の穴のエアドームに顔を出した時に遊びで撮ってみた”なんちゃって”半水面写真。
左のゲストの顔が写らなくて心霊写真みたいになっちゃった(笑) 
4の穴にはミニレーザービームができていました。 
マクロに地形にと十分に雲見を堪能した一日でした。
おまけにフジナミウミウシに出会えて大満足でした～～！！！
写真提供は、Nahoさん、Satoshiさん、Tomomiさんです。ありがとうございました。
《耳寄り情報》
◆ 究極のマクロワールド 『柏島ツアー』の開催決定！ 【9/3(木)～6(日)】 参加者大募集！！
確認されている魚の種類だけでも1000種類以上という生き物の宝庫。レアな生き物達に会いに行きたい人集まれ~！！
◆ 八丈ブルーを見に行きましょう！！『八丈島ツアー』決定！！ 【10/23(金)～25(日)】
黒潮がもたらす青い海。そこには固有種「ユウゼン」が玉になったり、季節来遊魚が数多くいたり・・・。参加者大募集です。
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