雨風は強かったけど潜ってしまえば大丈夫|雲見

せっかくと週末というのに今日は一日中雨。おまけに昼から風が強くなるという予報です。
これは時間との戦いになりそうです(^_^;)

■ 天気 雨
■ 気温 17℃
■ 水温 20℃
■ 透明度 12m
■ 透視度 10m
(今日は写真がありません。ごめんなさい。)

1本目 大根

今日は、今年ダイビングにはまってしまったというお客様とマンツーマンです。
今ダイビングが楽しくてたまらないんですって(^_^)寒くなっても潜れるようにとドライスーツにチャレンジです。
ですから1本目はドライ講習です。

ドライスーツの着方、使い方、注意点等を陸上で教えてから出発です。
慣れないうちは水深が浅くなる時にドライスーツ内の空気を抜くのが遅れ気味になります。浮き上がらないように注意してあげながら泳いで行きました。
初めてなので完璧とはいきませんが、総合的にはうまく使いこなしていました。

さてドライ講習も終盤にさしかかった頃、クロホシイシモチの群れの中にアカカマスが数匹いたのですが、その後ろに胴の太さがアカカマスの3倍くらいありそうなカマスの群れがいたんです。
胴体には黒の横縞が数本、尾鰭は黄色がかった黒。これってブラックフィンバラクーダの特徴ですよね。そんなのが大根に登場??疑心暗鬼のまま上がって来ました。

2本目 大牛の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路 ⇒ ブイ

今日のお客様は先月も雲見に来たそうです。地形が楽しくて今週も雲見に遊びに来てくれたんですって。でもクマドリカエルアンコウも見てみたいと。
今日は時間が遅くなるごとに波が立ってきて島裏に行けなくなりそうなので、まずはクマドリカエルアンコウから見に行きました。
とは言え、大牛の洞窟に行ってクマドリカエルアンコウだけではもったいないので、ここにいるマクロ生物も色々と紹介して行きました。
マダライロウミウシ、イガグリウミウシ、ムチカラマツエビ、サクラテンジクダイ、アカマンジュウガニなどを紹介してからクマドリカエルアンコウベニカエルアンコウを見てもらいました。
他にもクリアクリーナーシュリンプとかムラクモキヌヅツミとか色々紹介したかったのですが、時間が結構経ってしまったので大牛の洞窟をあとにしてHの穴方向へ。
Hの穴付近にはクロホシイシモチとかツマグロハタンポとかがいっぱい群れていました。

湾内に戻ってからはハナシャコとかオシャレカクレエビとかを紹介して終了です。

3本目 島前 ⇒ スタンダードコース

最後は地形を攻めてきました。
水路下の洞窟は雨が振って光が入ってこないせいかいつもより暗く感じましたが探検気分が倍増してわくわくします。
Hの穴の岩に隙間に小さめのクエが隠れていました。この場所は夏にクエの子供のお気に入りでよく隠れていたところです。今日のクエも大きくなかったので成長した子供のクエかもしれませんね。

-24mのアーチの前にはマアジが群れていました。ライトで照らすと光から逃げるように群れが動きます。まるで回遊魚から逃げるときのようでした。

たて穴を上がっていってから小牛の洞窟へ。先程も行ったのですが先客がいて入れなかったのです。
入口付近でウツボをクリーニングしているアカシマシラヒゲエビを見てからナンヨウウミウシ・セトイロウミウシと小さめのウミウシを紹介して洞窟の奥へ。奥の亀裂にはイセエビがいっぱい詰まっていました(^_^)

湾内の戻るとアオリイカの群れがお出迎えです。ライトを当てるとキラリと光る眼が印象的でした。
安全停止中にはツムブリの群れまで登場。最後まで気が抜けませんね。

潮自体は昨日よりもきれいになっていると思うのですが、雨のせいで水中が暗くなっているのが残念でした。
雨風が強くても今日は潜ってしまえばとても穏やかな海でした。
ただ明日は今晩からの強い西風が残る予報です。雲見は難しいかな(T_T)

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【お知らせ】
ドライスーツを初めて使う方に無料でドライ講習を行なっています。
寒がりな方や興味がある方は一度ご連絡をください!!

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