今週は低気圧の通過によってずっと西風が吹いていましたから、8日ぶりの雲見でのダイビングとなりました。
海も荒れていたし生物たちがどうなっているかちょっと心配です。まだいてくれるでしょうか？
■ 天気 晴れ時々くもり
■ 気温 18℃
■ 水温 16.5～17.5℃
■ 透明度 4ｍ
■ 透視度 3ｍ
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 -24mのアーチ ⇒ Hの穴 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ ブイ
エントリーしてから潜降を始めたら・・・・
あれっ？結構濁っていますね。水深を落としていってもそれは変わらず、深場は暗く感じるくらい(T_T)。
春濁り、ど真ん中ですね。
まあ、こんな時はマクロモードに切り替えて楽しんじゃいましょう！！
出発する前にアイダイブの金子さんから昨日見つかったというハナタツの情報を得ていたのでまっ先にその場所へ。
目印も簡単に見つかったので辺りを探していたら・・・。
ハナタツよりも先に目に入ってきたのはアカエラミノウミウシでした。 
そして久しぶりのハナタツです！皮弁が長くて色も鮮やかでとっても男前(オスなのかな？)な子でした。 
さて、Hの穴を通ってみたのですが中はないどダイビングかと思うくらい暗い。もしクエとかと遭遇したら目の前に来ないとわからないので怖いんだろうなぁなんて思っていましたが、取り越し苦労でした(^^ゞ
ここから暫くはウミウシ探し。
最初はこの時期の常連さん達。下の写真はマツカサウミウシ属の一種とかミヤコウミウシ、ミレニアムマツカサウミウシにサクラミノウミウシです。
マツカサウミウシ属の一種の背側突起の模様って目出し帽みたい。目があって口があって・・・(^_^) (写真をクリックして拡大してみてみてください。) 
おや、これはヒオドシウミウシですね。ちょっと前に大牛の洞窟で見たときは何だかわからなくていろんな人からアドバイスを頂いて判明したものです。 
そしてこれはまだ名前の無いニシキリュウグウウミウシ属の一種です。可愛らしい出で立ちなんでしょ？ 
おや？普段はトゲトサカに付いているホソテンロクケボリがゴロタにいました。この付近にはトゲトサカはないので何処かから飛ばされてきちゃったんでしょうか？ちゃんと棲み家に戻ってね。 
白いタマゴに埋もれているのはトド・ラケモサです。このウミウシはどこで見かけても卵の中にいるんですよね。 
安全停止中はいつものニジギンポの写真を撮って時間つぶし。愛嬌のある表情が大好きです。 
2本目 大牛の洞窟
マクロダイビングと決めたらここ、大牛の洞窟です。
ここには人気者の生き物たちがい～っぱい！
まずはウミウシの仲間たちから。
色が綺麗な子ならカナメイロウミウシが一番かな。この子は徐々に場所を移動しているので毎回見つけるまで冷や冷やします。 
名前が面白いからか、結構な人気者のボブサンウミウシ。潜る前に見たいなぁって話していた子だったので嬉しかったです。 
ぷっくりとした体が3つも並んだらお団子みたい(^_^)。オセロウミウシ(仮称)です。 
久しぶりに見つけたセトイロウミウシはちっちゃな子でしたよ。 
ヒブサミノウミウシです。 
この子は最近良く見かけるようになったシロイバラウミウシ。小さな小さなうみうしですよ。 
ガヤに付いていたのはコガネマツカサウミウシ。3匹かたまっていますよ。白いのは卵。マツカサウミウシの仲間は今が産卵の時期ですね。 
よく見かけるウミウシはまとめて紹介。シロタエイロウミウシ、ノウメア・ワリアンス、センテンイロウミウシ、シラユキウミウシです。 
他にもシロウミウシ、イガグリウミウシ、キャラメルウミウシ、ミツイラメリウミウシ、コモンウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシなどがいました。
写真はベニカエルアンコウのアップ。いつものお気に入りの場所はウツボが横取りしていたのでちょっと離れた所で潜んでいました。 
オルトマンワラエビもアップで撮ると雰囲気が違って見えます。 
そしてムチカラマツエビもいましたよ。 
春濁りまっただ中ですが、気持ちを切り替えればたくさんの生物が探せてそれはそれで有り。
ダイビングもポジティブに考えればどんな海でも楽しめるもんですよ。
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【お知らせ】
◆2013年度上半期のツアー予定です。
海だけでなく陸上も楽しいバリ。 水上コテージでリゾート気分ならマブール。 レア物をた～くさん見たいのなら柏島。
一緒に楽しく遊びましょう！！
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