クロースだとか、助っ人ガイドだとか、ゲストがいなかったりで実に9日ぶりの雲見です。
今日はゲストがいなかったのですけど、暫く雲見を潜っていなかったし明日からまたゲストがたくさん来るのでチェックダイブに行ってきました。
穏やかな牛着岩。やっぱりこんな光景を見ると落ち着きますね。
■ 天気 晴れ
■ 気温 30℃
■ 水温 24~28℃
■ 透明度 12~18m
■ 透視度 10~15m
(写真はクリックすると拡大します。)
1本目 島前 ⇒ 水路下の洞窟 ⇒ Hの穴 ⇒ -24mのアーチ ⇒ たて穴前 ⇒ ブルーコーナー
2本目 小牛横 ⇒ 魚礁 ⇒ ブイ
3本目 三競
久しぶりの雲見でしたけど、透明度は悪くなかったし、水温も下がっていなくて安心しました(^^)。
そして生き物たちもいっぱいでこれまた一安心。
そんな生き物の中で今日一番のレア物は・・・・・・、これ!
ゾウリエビです。10cm強の大きさでつぶらな瞳を持っていますね。この身はイセエビよりも美味しいって言われているんですよ。でも今日見たのはちょっと小振りだったから食べる身はあまりないかな。
雲見の洞窟の中でよく見かけるヒメセミエビの親戚ですよ。
ヒメセミエビはちっちゃくて鉄腕アトムに出てくるお茶の水博士のひげのような形をしているんですよ。
そしてこの間、たて穴前の壁にハナタツが2匹いるかもって書いたけど、今日はその2匹をしっかりと確認してきました。
オレンジ色と赤の子です。
この子たちはゴンズイの子どもたちです。小さな塊を作って水底を徘徊していましたよ。
その横にはビシャモンエビが2匹。いつ見ても怪獣みたい・・・(^^ゞ。
最近水温が高くなりすぎて数が減ってしまったウミウシですけど、よく探すと何種類か見られます。
この子は-24mのアーチの岩にいたミチヨミノウミウシです。
スミゾメミノウミウシはサイズが大きかったので『トトメレンズ』を使って撮ってみました。
他にもユビノウハナガサウミウシとかイガグリウミウシとかニシキウミウシとか見られました。ちょっとずつ増えて欲しいですね。
いつも気になっているんですけどすぐに隠れてしまうし、動きも早いからなかなかうまく写真がとれないキンチャクダイですけど、今日見たのは警戒心が薄いのか、食事に夢中なのか、ちゃんとライトが当たる距離まで寄らせてくれました。
この写真をクリックして拡大してみてください。つぶつぶがいっぱい見えますよね?クマノミの卵です。もうだいぶ成長して目が見えています。クマノミの親が卵を守るために果敢にカメラにアタックを仕掛けてきたので、あまりストレスを与えないようにと遠くから撮っても卵ってわかるくらい成長しているんです。ハッチアウトは間近ですね。
岩の隙間に隠れていたのはキンギョハナダイのオスだと思います。中層を泳いでいるところしか見たことなかったので気づかなかったのですけど、胸ビレに紫色の斑点があるんですね。とっても綺麗ですよ。
さて、砂地に目を移すとちぎれた海藻に擬態しているテンスの幼魚がゆらゆら揺れていました。
砂の上でよく目を凝らすと何やら細長い魚があちこちにいたんです。テンスの幼魚もそうですけど、この細長い魚も近づくとサッと砂に隠れてしまうんです。
だから用心深く近づいてみたら、ベラギンポでした。
探すのは砂の上ばかりじゃなくてフトヤギなどのソフトコーラルも。そこにはトラフケボリ(下写真)とかアヤメケボリなどのウミウサギの仲間をよく見かけます。
この頃は安全停止をしていながらも人気の被写体がいるのであっという間に時間が過ぎてしまいます。
湾内のブイにはニジギンポ。この子はこの場所が気に入っていて、他のニジギンポが近づくとさっとパイプから出て追い払ってしまいます。
ブルーコーナーではスジタテガミカエルウオとかマツバギンポ(下写真)などのギンポの仲間が人気です。
でもソラスズメダイを始めとするスズメダイの仲間たちもたくさんいるんです。セダカスズメダイの幼魚とか名前がわからないスズメダイの仲間の幼魚もまだいました(^o^)。
もちろんキンギョハナダイもたくさん群れていて、安全停止をするだけでここにいるのがもったいないくらいです。
こちらは三競にいるホシギンポです。今は3匹観察できますけど、この子が一番好奇心旺盛な子。穴に引っ込んでもすぐに出てくるし、穴から一番体を出しているのもこの子です。
何だか生き物ばかりを見ていたみたいですけど、雲見はやっぱり地形がきれい!!!
私が一番好きなクレバス下は青くてやっぱり神秘的。
三競のエアドームには今日もレーザービームが!それも2本も!!格好いいです!!!
三競の3の穴にはちょっとだけですけどキンメモドキが固まっていました。もっと数が増えないかな。楽しみです。
やっぱり雲見は見どころが多くて楽しいですね。
久しぶりの雲見に大満足でした。
これで明日からもバッチリですよ(^o^)。
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