アクアティーク的雲見3大地形ポイントを制覇!|雲見

猛暑が続いています。でも関東地方から来たゲストは松崎町のほうが涼しいと言ってくれます。
確かに最高気温も35度を超えることは稀ですね。
海が近いし自然が豊かだからでしょうか?

■ 天気 晴れ
■ 気温 32℃
■ 水温 24~29.5℃
■ 透明度 18~20m
■ 透視度 15~18m
(写真はクリックすると拡大します。)

1本目 島前 ⇒ Hの穴 ⇒ たて穴 ⇒ -24mのアーチ ⇒ Hの穴 ⇒ 三角穴 ⇒ ブイ

2本目 黒崎

3本目 三競

今日だけエアポケットのように予約が少なくてマンツーマンでのガイドとなりました。
夏休みというのにどうしちゃったんでしょう??
でも今日のゲストにとってはとってもラッキーですよね。初めての雲見で地形を満喫したいというリクエストですから思う存分地形を楽しんできましたよ。

1本目は変形スタンダードコース。スタンダードコースは雲見を代表するコースで地形も群れもマクロも楽しめるという1粒で3度美味しいコース取りなんです。
初めて雲見に来て地形を楽しみたいと言われれば、このコースか多少アレンジしたコースを案内することが多くなります。

今日のスタンダードコースはどんな感じだったかというと、まずはHの穴です。穴の中にはネンブツダイとかツマグロハタンポなどが群れてシルエットとなって見えます。
Hの穴

クレバス下は朝早く通ったのでまだ他のダイバーが通っていなくて浮遊物が少なくてきれいな光景を見ることが出来ました。
クレバス下

-24mのアーチにはテングダイのペアが今日も仲良く並んでいましたよ。
テングダイ

お腹が大きく膨れたハナタツはいつもの定位置にいましたし、昨日知り合いのガイドさんたちもみんな探して見つからなかったカミソリウオはほぼ元の位置に戻って揺られていました。昨日はどこに入っていたんでしょうね??

 

2本目は大きな岩が織りなすダイナミックな地形が魅力の黒崎へ!
最初に通るトンネルの中にはキンメモドキがいっぱい詰まっています。「詰まっている」という表現が似合うほどたくさんいて、視界を遮っているんです。
キンメモドキ

そのキンメモドキがサッと動いたと思ったら群れの中から現れたのはオオモンハタでした。キンメモドキを狙って飛びかかったんでしょうね。
オオモンハタ

 

黒崎にも洞窟があって奥に進むときに砂を巻き上げないように気をつけると、奥から入口を眺めたきれいな光景が拝めるんです。
黒崎の洞窟

他にもこんなアーチを通ったり、大小様々な穴を通って行くんですよ。
黒崎のアーチ

そんな中ビックリしたのがモンガラカワハギの成魚がいたことです。とっても臆病でダイバーを見るとすぐに逃げちゃいましたけど、成魚がいるなんて驚きです。(写真は今日のモンガラカワハギではありません。参考写真です。)
モンガラカワハギ

こちらはアイダイブの金子さんが教えてくれたアカシマシラヒゲエビです。
アカシマシラヒゲエビ

そして鮮やかな黄色のカエルアンコウを発見!!「The」カエルアンコウかな?とっても鮮やかな黄色をしていました。
カエルアンコウ

水面を見上げたらキビナゴの子供が群れていました。牛着岩の周りでもみかけるようになりましたので、これが成長していくと回遊魚も入ってきて弱肉強食のバトルが今年も繰り広げられるんでしょうね。
写真では判りにくいんですけど、いっぱい群れていたんですよ。
キビナゴ

 

3本目は地形好きダイバーのメッカ、三競です。
ここの良さは過去にも散々伝えてきていますが、何度も潜っている私でさえ、毎回楽しめちゃうところなんです。
3の穴のエアドームは今日も綺麗に光が差し込んできていました。チョット時間が早かったのでレーザービームという光景には出会えませんでしたけど、やっぱり水の中から見える光は神々しくも思えます。
三競

そして今日もいましたよ、パイナップルウミウシ(^o^)。ちょっとだけ場所を移動していましたから動いてしまわないか心配です。
パイナップルウミウシ

それからベニカエルアンコウもいました。可愛らしいですね(^^)。
ベニカエルアンコウ

 

こんな風に今日は地形三昧でお腹いっぱい楽しんできました。
ゲストもダイナミックで素晴らしくきれいな雲見の地形に大満足で、「また来ます!」って言ってくれました。
ありがとうございます。またお待ちしています。

写真提供はSumitoさんです。ありがとうございました。

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