先月末から西風が強く吹く日が多くて全く潜れていなかった糸井です。
その西風の合間を縫って今日は黄金崎ビーチで潜ってきました。
朝のうちはほぼベタ凪、お昼頃に少し波が出てきましたけどダイビングには全く問題ありませんでした。
■ 天 気 ： 晴れ
■ 気 温 ： 15.5℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 ： 20～21℃
■ 透視度 ： 10～13ｍ
フィコカリス・シムランスという名前を聞いたことがあるダイバーは多いと思います。
通称「シムラさん」と呼ばれている小さな (2～3mm) の毛むくじゃらのエビです。
マクロ好きなダイバーなら垂涎物の被写体ですね。
前回黄金崎ビーチで潜った時も見ましたけど、別の場所でウミウシでもいないかな～って思いながら探していたら目の前をふわ～っと動く小さな塊が！
思いもよらずフィコカリス・シムランスでした。
よく見ているとこの場所に3匹のシムラさんがいたんですよ。
前回見た場所でも1匹いたので今日だけで4匹のフィコカリス・シムランスが見られたんですよ。
すげー！！
こっちはお腹に卵が見えるのでメスですね。
今年は他のダイビングポイントでもよく出ているので当たり年なのかな？
雲見でも探してみようかな。
シムランスを探していたらこんな子もいました。
脚が細くて長い小さなカニです。
たぶんクビナガアケウス。
一方新登場の人気者もいました。
クダゴンベの幼魚です。
透明感があって可愛らしかったですよ。
前回見たちびっ子クマドリカエルアンコウはいなくなっていましたけど、極小のイロカエルアンコウは見ることができました。
イロカエルアンコウの近くにいたニシキフウライウオのオスです。
ノコギリハギの幼魚もいましたよ。
砂地では黄金崎ビーチの常連のヒレナガネジリンボウや
ニシキテッポウエビと同居しているネジリンボウ
それに今日は警戒心Maxのチンアナゴの他に
キツネアマダイなどがいました。
そうそう、でっかいオオウミウマもまだ健在ですよ。
一方、ゴロタにも生き物は豊富でハタタテハゼを始め
チョロチョロ動き回るフタイロサンゴハゼ
モンスズメダイの幼魚
ヒレグロスズメダイの幼魚
光が届いていませんがクロユリハゼなどがいますよ。
ウミウシが少ない黄金崎ビーチですが今日はネアカミノウミウシや
セスジミノウミウシをGetです。
安全停止中でもタイワンカマスの群れがいたり
メアジの群れがいたり
ギンポマンションには今日はミナミギンポと
ニセクロスジギンポと
ニジギンポが入居していました。
そしてエントリー口にはロウソクギンポ。
目の上のピンクのラインが可愛いですね。
マクロ生物が盛りだくさんの黄金崎ビーチ。
いっぱい写真を撮ってきましたよ。
明日は海が穏やかになる予報。
雲見で潜ってきますね。
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