梅雨前線が近づいてきて今日はお昼過ぎまで雨でした。
午前中、雨は徐々に強くなり一時は激しく降ったりして気温も上がらず肌寒く感じる一日でした。
朝のうちは穏やかだった海は雨が強くなるとともに北寄りの風が吹いてきて波も出てきちゃいました。
■ 天 気 ： 雨のち曇り
■ 気 温 ： 21.6℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 ： 24℃
■ 透視度 ： 5～10ｍ
1本目 大牛湾内 (海底清掃)
2本目 島前 ⇒ Hの穴 ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ -24mのアーチ ⇒ Hの穴 ⇒ 島前
今日は雲見のガイドさんの有志で海底清掃が行われました。
参加したのは、
・はまゆのささめちゃん
・DDSの安東さん
・海冒主の真野さん
・下田ダイバーズの美穂ちゃん・純子ちゃん・銀河君
そして私の計7人。
皆で潜っていてゴミをよく見かける場所4ヶ所に分かれてクリーンアップ大作戦です。
私がバディの純子ちゃんと担当したのは大牛の湾内側。
ここは毎年いっぱいゴミが溜まるんですよね。
海藻や木くずに混ざってペットボトルや空き缶等や
釣人が落としたと思われるものが散乱していました。
40分弱の潜水時間で私も純子ちゃんも持って入った土のう袋はゴミでいっぱいとなりました。
皆で集めたゴミはこれ。
分けてみたらやっぱりほとんどがペットボトルや空き缶、釣具でした。
故意ではないにしろ、陸で落としてしまったとしても大雨などでそれらが川に流れ込み、最終的には海に流れ出すこともあります。
釣りをしていて根掛かりして切れてしまった釣り糸が何ｍも海の中に残ることもあります。
そんなことをできるだけ少なくして海の中を綺麗に保ちたいですね。
さて、ゴミ拾いが終わったら皆でチェックダイブしてきました。
ゴミ拾いしたご褒美なのか今年第1号のニシキフウライウオが登場しました。
サイズも色もいい感じの子でした。
それから一時は激減したキンメモドキの群れも少しだけ復活していました。
小さな幼魚の大きな群れもいたけどこれはクロホシイシモチかな？
岩の表面に透明なつぶつぶが付いているのが見えますか？
これは産みたてのスズメダイの卵です。
こちらの卵は稚魚の目が出始めていますね。
これはセダカスズメダイの卵だと思います。
親が卵に新鮮な海水が行き渡るように世話をしているんです。
また壁の卵を見てみると3色の卵が見られますので時期を違えながら3回産んだのでしょうね。
魚ではありませんが、アオリイカの産卵も始まっています。
イサキの群れです。
イサキの群れが見られだすのも夏の到来を感じます。
ヨコシマクロダイも夏の魚。
イロカエルアンコウのおチビちゃんはまだ健在でした。
他にはレンテンヤッコや
セナキルリスズメダイと言ったお馴染みの魚を見たり
スジハナダイをじっくりと激写。
そうしたらヒレを開いた綺麗な写真が撮れました。
背びれや胸ビレ、尾ビレのグラデーションがとっても綺麗ですね。
最後は大きく成長したミスガイ。
まだ残っていたんですね。
海の中は産卵や稚魚のハッチアウト、季節来遊魚の到来と夏らしくなってきました。
大好きな季節がやってきました！！
ただちょっと心配なことも。
お昼前に降った大雨で川から土砂が大量に流れ出してしまい、真っ茶色な水が牛着岩の近くまで流れ込んでしまいました。
透明度に影響しないと良いんですけど。
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