透明度も水温もUP!!|黄金崎ビーチ《2023.12.14》

今日は穏やかな気候で小春日和。
震えることなく過ごせました。
海はとっても穏やかでダイビング日和でしたよ。

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 18.6℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 19~20℃
■ 透視度 : 17~18m

今日は黄金崎ビーチに行ってきました。
潜ってみたら透明度は20m弱見えているし水温も20℃前後といい潮が入ってきていました。

エントリー口にいるロウソクギンポ。
今日も穴の外に出ていました。
意外とスラッとしてスリムですね。

潜降した直後から水面付近にイワシの仲間の群れがいるんです。
キラキラしてきれいでしたよ。

黄金崎ビーチの海の中はすっかりとクリスマス気分で例年の飾り付けがされていました。
マダイのだいちゃんもお気に入りかな?

黄金崎ビーチといえばネジリンボウやヒレナガネジリンボウですけど一時水温が下がったせいで出が悪くなっているみたい。
見られたヒレナガネジリンボウもすぐに引っ込んでしまってなかなか観察しづらかったです。

ハチマキダテハゼは比較的寄らせてくれたかな。

ちょっと前はたくさんいたクマドリカエルアンコウも今はこの子だけ。
3cmに成長した子です。

その代わりと言っては何ですけど白いドット模様のイロカエルアンコウが登場していました。

ニシキフウライウオはあちこちで目撃情報があったそうなのですけど今日見られたのはこの2匹。
オスばかりですね。

そういえば今日見たカミソリウオ2匹もオスだけだったなぁ。
メスはどこに???

ハダカハオコゼはまだ健在。
ひょこひょこと動いていました。

数少ないサンゴの中にはフタイロサンゴハゼが数匹隠れていました。

鮮やかな赤紫の魚はハナゴイです。
水中では光を当てないとこんなにきれいに見えないんですよ。

ライトを当てないと暗い青紫に見えるから2匹いたと思ったら小さい方はアカオビハナダイでした。

ここにもウメイロが。
もう伊豆半島の普通種なのかな。

同じような魚の群れですけどよく見たら黒い斑点のあるのとないのがいますよね。
斑点があるのがロクセンフエダイ。
斑点がないのがヨスジフエダイのです。

ギンポマンションの住民たち。
ニジギンポに

ニセクロスジギンポに

ミナミギンポ。
このミナミギンポは写真を撮った後、遠くから泳いできたイシダイに向かって泳いでいってイシダイを突いて追い払っていました。
この2匹に何があったんでしょうね?

ゴロタの上にはタイワンカマスの大きな群がありました。

小さなバラクーダ。
見応えありましたよ。

そしてアオリイカの30匹くらいの大きな群れもいました。
久しぶりに見ました。

ここの海では数少ないウミウシですけど、きれいなセスジミノウミウシがいました。

それも2匹。
こっちはミノが丸い子。

ネアカミノウミウシはだいぶ数が減ってしまいましたがまだ見ることができます。

そしてシロイバラウミウシ。
卵があるということはもう1匹いたんでしょうね。

コノハガニの子供です。
このカニが出てくると冬になったなぁって思います。

トラフナマコにはナマコマルガザミ。

これはカゲロウカクレエビですね。

大きなカイメンを背負ったカイカムリもいました。

色々な生き物が見られて楽しかったですけど、潮色が良かったから潜っていて気持ちが良かったです。
この潮、しばらく続いてくれないかなぁ。


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