雲見復活!|雲見《2023.07.29》

今日は朝から快晴。
富士山も山頂だけ姿を見せてくれていました。
海は昨日よりもうねりがだいぶ収まっていました。

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 34.1℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 24~27℃
■ 透視度 : 10~13m

1本目 小牛裏 ⇒ クランク ⇒ 小牛の洞窟 ⇒ ブルーコーナー
2本目 -24mのアーチ ⇒ モロコ根 ⇒ 平根 ⇒ グンカン
3本目 黒崎 (先端 ⇒ 浅根)

昨日の濁りは潮で流されたようで青い雲見が復活していました。
完全に真っ青ではないですけど、気持ちよさ倍増です。
それに水底付近にあったサーモクラインを伴う冷たい潮もなくなっていました。

誰も潜っていない雲見に一番乗りで入って最初に向かったのはやっぱりキンメモドキ。

ダイバーによって巻き上げられていないのもあって群れがきれいに見えました。

見上げたら青い潮。

キンメモドキは数が少ないけど黒崎の洞窟にもいましたよ。

そしてマアジも群れているんです。

中層にもマアジ。

更に黒崎にもマアジ。

そのマアジを狙ってか、子供のカンパチ軍団が30匹くらいでウロウロしていました。

ブルーコーナーではキンギョハナダイの群れがきれいなんですけど、流れが殆どなかったのでまとまってくれませんでした。

中層を泳いでいたらこんなものに遭遇しました。
ヒカリボヤかなぁ?
でも色が紫色っぽかったし、ヒカリボヤほど密度がないんですよ。
調べてみたらソデイカの卵というのも出てきましたけど、見た目確かに似ています。
でもソデイカって熱帯域のイカでしょ?
そんなイカの卵が流れてくるのかな?
黒潮に乗ってやってきた?
誰かわかる人いますか?

トビエイを求めていったアウトサイド。
トビエイはいることはいたのですが砂の上でお休み中。
飛んでるところを見たかった…。

でもモロコ根の住人のクダゴンベのペアは見てきましたよ。
長い間いてくれていますね。

そして別の場所ですが新しいクダゴンベがいました。
上のクダゴンベの半分くらいのサイズの子供でした。

ハチジョウタツです。

この子がふわふわ~と泳いでいった左隣に細身のハチジョウタツがいました。

更にその近くにもハチジョウタツが。
やっぱりこの付近には3匹以上のハチジョウタツがいるんですね。

昨日出会ったオオモンカエルアンコウ。

この倍くらいのサイズのこのオオモンカエルアンコウは前からいた子です。

昨日見たベニカエルアンコウも見つけることができました。

そして前からいるデッカイベニカエルアンコウ。

この子を見ていたら右からふらふら~と黄色い小さなカエルアンコウが近寄ってきたんです。

ベニカエルアンコウだと思うんですけど、エナガカエルアンコウに見えなくもない。
この写真では特徴が掴みきれないんです。
次回出会ったらわかるように写真を撮ってきますね。

クマノミの卵です。
もう発眼していますね。

こんなふうに生まれて雲見に住み着いたクマノミの子供です。

ゲストさんが更に小さいクマノミの赤ちゃんを発見。
5mm位の大きさでした。
イソギンチャクの大きさと比べてもその小ささがわかるでしょ。

アオリイカの卵です。
まだ真っ白で産みたてです。
産卵床などを入れていない雲見。自然界ではこんな風にヤギなどに産み付けるんですよ。

アマミスズメダイの幼魚もいました。

それからゴンズイの子供の群れ。

最後は黒崎の浅根の上のサンゴ達です。
昨年の海の濁りで半分くらい死滅しましたが、生き残ったサンゴ達はまた少しずつ成長を続けています。

このサンゴの中にはメガネゴンベがいました。

とにかく青い海が復活してよかったです。
今日はあまり地形で遊んでいませんが、地形よし、群れよし、マクロよしと三拍子揃った雲見です。
でもなぜだか明日はノーゲスト。
誰か遊びに来てー!


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