フリソデエビの幼生!?|雲見《2023.05.03》

今日は快晴!
気持ちよく晴れ渡りました。
富士山も青い空に浮かんでいましたね。
そして海はベタ凪。
幸先良いゴールデンウィーク後半戦のスタートです。

■ 天 気 : 晴れ
■ 気 温 : 22.4℃ (松崎町アメダスによる最高気温)
■ 水 温 : 18~19℃
■ 透視度 : 7~10m

1本目 小牛裏 ⇒ Hの穴 ⇒ 水路
2本目 -24mのアーチ ⇒ Hの穴 ⇒ 大牛の洞窟
3本目 三競

 

今日は完璧なマクロ仕様のデジイチ・ミラーレスカメラを持参のダイバーさんにカエルアンコウの仲間をリクエストのゲストさんたちと潜ってきました。

それで、1本目から上がってきたら、コリンズのゆかりちゃんが「このピンクのエビ、何ですかね?」って撮った写真を見せてくれたんですよ。
写真を見たらまだ半分透明なんですけどハサミに見覚えが…!
フリソデエビの子供じゃないってことで早速見に行ってきました。
コケムシに着いていたと言うしあまりにも小さかったので正直見つける自信はなかったんですですけど、一度探して見つからず諦めて、ただゲストさんがまだ他の写真を撮っていたのでもう一度探してみたら、いました~~~~!
まだ体は半透明で模様もちゃんと出ていません。

そして特徴のある大きなハサミ。
おそらくフリソデエビで間違いないと思います。

エビの幼生のプランクトンの時代ってゾエアと言って浮遊生活を送っているのですが、多分それが着底して直ぐ位のステージじゃないかと思います。
すごーい、こんなに小さいのって初めて見ましたし、5月なのにフリソデエビがやってきていることにもビックリです。
いや~、すごいものを見ました。

リクエストを貰ったカエルアンコウ達は、イロカエルアンコウに始まり

真っ白なオオモンカエルアンコウかなぁーと思っている子。

クマドリカエルアンコウは白が2匹に

黒が1匹。
この時期に3匹のクマドリカエルアンコウが見られるってすごいことですよね。

あとは雲見でマクロと言えばウミウシ達。
まずはヤグルマウミウシから。

こちらのヤグルマウミウシは伸び上がって口が見えています。

このアオウミウシも頭をもたげて口がバッチリ。

これはゲストさんが撮ったアオウミウシ。
後ろから撮った普通のアオウミウシなんですけど…

次の1枚を見たら二次鰓の横からもう1つ二次鰓が出て来ているんですよ。
これもビックリ。

みんな大好きチャシボリガイ。
今日は3個体見られました。

それからクロフチウミコチョウも2個体。
小さかったですね。

少し前まで大爆発していた小さなミノウミウシの仲間はオオムギミノウミウシとか

イナバミノウミウシとか

ニセハクセンミノウミウシなど、まだいるんだーって感じで久しぶりでした。

今日はあまりヒメエダウミウシを見かけなかったなぁ。

コアカリュウグウウミウシは4匹かたまっていました。

三競にはまだサクラミノウミウシが複数見られますよ。

スレートに”これウミウシ”と書いて指差しても誰もウミウシと認識してくれないヒララメリウミウシ(笑)

マクロは小さければ小さいほど良いと豪語するゲストさん達、さすがです。
自分たちでアラリウミウシとか

ニヨリセンテンイロウミウシとか

ハナオトメウミウシなどを見つけていました。

ウミウシ以外ではムチカラマツエビや

イソギンチャクモエビと言った甲殻類に

ガラスハゼや

オキナワベニハゼと言ったアイドルたち。

これもオキナワベニハゼかなと思っていたんですけど、上の写真の通り頭部目の下辺りに横線があるんですね。
でもこの子には横線が見当たらないんです。
もしかしたらペガススベニハゼかも。

そしてハチジョウタツ。
私は2匹見たのですけど、あとで他のガイドさん達と話していたら、この近くで2匹見ていたとのこと。
そうしたら4匹くらいいることになります。
これもすごいですね。

超マクロ仕様で誰も振り向いてくれなかったテングダイ。
私はちゃんと撮っておきましたよ🤣

こんな感じでレア物からお馴染みの物までたくさん見て大撮影会となりました。
楽しかったですね。
また宝探ししましょうね。

写真提供は、Tsueさん、Tomoちゃん、Ichiroさん、Yutakaさんです。ありがとうございました。


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